シロタ株について

シロタ株は、京都大学代田稔博士が1930年に培養に成功した乳酸菌です。

当時はまだ医療も届かず、抗生物質も無かった時代代田博士はチフスなどの感染症で命を落とす子供たちを助けるため乳酸菌の研究をしていました。

自らの収集した乳酸菌の中で液や胆汁に強く生きて腸まで辿り着ける乳酸菌を発見しました。

ラクトバチルス・ガセイ・シロタ株、認知度が最も高い菌株です。シロタ株の効果として有名なのは高い整腸作用です。

シロタ株を1日100億個以上、4週間にわたって摂取すると摂取していない時期に比べ腸内のビフィズス菌が3倍に増えたというデータが出ています。

一方で、大腸菌は5分の1に減りました。

悪玉菌が作る腐敗物質の生成が抑えられることが期待できます。

善玉菌を増やして悪玉菌を減らすことが期待できるシロタ株は腸内環境を改善する力が優れていると言えます。

また、シロタ株が作りだす乳酸には、腸管出血性大腸菌o-157の増殖を防ぐ作用も明らかになってきました。

動物を使った実験では、シロタ株を飲用させると腸管に定着するO-157の数が約100分の1にまで減ったことが確認されました。

加えて、o-157が生成するベロ毒素の濃度が大幅に引き下げられたことも確認されました。

その他に、NK活性が下がりやすい喫煙習慣のある人がシロタ株を飲み続けると66%の人はNK活性が回復したというデータも発表されました。

また、耐酸性であることから、胃液や胆汁中でもほとんど死滅することなく、生きて大腸まで到達できるとされています。

そのため、経口摂取しても生きたまま腸に届き(主に小腸で働く)、高いプロバイオティクス効果が期待されています。

プロバイオティクス

その他の腸内細菌の種類

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