女性のライフサイクル

ライフサイクル

妊娠と出産を経験する女性は男性に比べて非常にデリケートです。

女性は年齢経る度に体質やホルモンバランスも変化します。

胎児期、幼年期、思春期、成熟期、更年期、老年期と分類されます。

胎児期

精子が卵子に着床し、受精から誕生するまでの38週を胎児期といいます。

性別は卵子と精子が結合する受精の瞬間に決まるとされていますが、外見上の違いが現れるのは、性器が完成する妊娠11週目頃と言われています。

超音波検査で確認できるのは16週目位になってからだとされます。

幼年期

誕生してから8歳くらいまでは身長と体重が急激に成長します。

この段階では外性器以外には男女差が殆ど無く、性的な発育を刺激するホルモンも分泌が抑えられています。

8歳を過ぎると脳の下垂体が分泌する卵胞刺激ホルモンの分泌量が増加を始めて、女性特有の体の変化が始まります。

思春期

8歳から月経の始まる10歳までの間を思春期前期と言います。

この時期は、卵胞刺激ホルモンの分泌量が増えて卵巣が活動を始めます。

卵巣ホルモンの原始卵細胞が成熟するようになり卵胞ホルモンのエストロゲンの分泌が始まります。

これらのホルモンのバランスの変化が女性らしい体つきをつくります。

卵胞ホルモンに刺激を受けた体は身長や体重も急激に増え始めます。

初潮がくる10~14歳を思春期中期といい原始卵細胞が周期的に成熟するようになります。

月経が周期的にくる人は稀で殆どが無排卵で、妊娠する可能性はありません。

身長の伸びが止まる一方、皮下脂肪が増えて体が丸みを帯びてきます。

15歳~18歳は思春期後期で定期的な月経と排卵が起こるようになり、肉体的には妊娠が可能な状態になり、成熟した女性の体つきになります。

肉体的な変化に精神的な成長が追いつかず精神的に敏感な状態になります。

成熟期

20歳~40歳代後半を成熟期といいい、性機能が成熟し、ホルモンの分泌も順調になり心身ともに成熟します。

更年期以降を健やかに過ごすためにはこの時期を上手く過ごすことが大切です。

卵巣機能が最も高まりホルモンのバランスがとれるのが25歳前後とされます。

この時期はホルモンのおかげで健康で若々しい体が保たれますが体の成熟にあわせて様々な病気の危険性も高まります。

医学的には35歳までに初産をすませるのが理想的とされています。

成熟期はホルモンが一定のリズムで分泌されているおかげで、健康が守られ生活習慣病にかかりにくいとされます。

30代の半ばを過ぎて、成熟期の後半に入ったら様々の病気のリスクも高まるので定期的な検診が必要とされます。

更年期

閉経の前後数年間を更年期と言います。

閉経年齢は個人差があり45歳~55歳と言われています。

更年期は、月経周期の乱れが始まり月経の量が減り間隔が空くこともあるとされます。

月経不順が半年から2年続き、月経が1年無くなったら閉経となります。

閉経は卵巣の働きが衰えホルモンのバランスが崩れることで起こります。

卵巣が衰えると卵胞ホルモンの分泌量が減り排卵と月経が起こらなくなります。

卵胞ホルモンの減少は閉経以外にものぼせ、冷え、発汗、頭痛、めまい、耳鳴り。うつ、などがあるとされます。

更年期は自律神経のバランスも乱れやすく自律神経失調症も起こしやすく頭痛、疲労感、不眠、動悸、胸部圧迫などがあるとされます。

生活習慣病の引き金になる肥満は、更年期障害を悪化させる可能性もあります。

ホルモンのアンバランスにより太りやすい時期であることに加え過労、睡眠不足、ストレス、運動不足、食生活の乱れ、なども原因となるので

生活習慣を正して生活習慣病の予防に努めなければなりません。

老年期

更年期以降を老年期といい生殖器の老化が進みます。

性器は縮小して卵巣は成熟期の3分の1程度の重さになります。

体全体が丸みを失い小さくなり病気にもかかりやすくなります。

一方で、脳や神経はそれほど衰えないと言われています。

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