産後の気になるトラブル

赤ちゃんをだっこするお母さん

年齢が上がるほど妊娠中に妊娠中毒にかかる確率も上がるので、そういう人は産後の後遺症にも注意が必要です。

産後の脱毛

産後に髪が抜ける人が多いようで30代、40代のとなると妊娠、出産に関係なく髪のトラブルが多くなり妊娠、出産によるストレスやホルモンの変化によって抜け毛が増えるケースも多いようです。

産後の休養や栄養で自然に解消するケースが多く清潔にしてマッサージなどをすると良いとされています。

乳腺炎(にゅうせんえん)

乳首から入った細菌によって乳腺が炎症を起こした状態を乳腺炎と言います。

乳腺炎になると乳腺の一部に痛みのあるシコリができて皮膚も赤くなり腫れ上がり38度以上の熱も出ます。

乳房にシコリを発見したら早めに医師の診断を受けるようにしましょう。

軽い乳腺炎であれば、抗生物質や消炎剤などで治るとされています。

しかし、重症になり炎症部分が化膿してしまうと切開をして膿を取り出さなければいけません。

乳腺炎を防ぐためには授乳の前後に乳首やその周辺を消毒綿でよく拭いたり手をよく洗い清潔にする必要があります。

授乳後に乳房内に乳が残らないように手で絞って出すことも予防となります。

乳腺炎が治るまでは授乳を止めることが必要です。

乳頭裂傷

赤ちゃんが日に何度も吸うため、乳頭が傷つきヒリヒリ痛みます。

下着がこすれただけでも痛みを感じるときもあります。

授乳に慣れてくれば乳頭も頑丈になり傷にも強くなりますが最初のうちはこの痛みに悩まされる方も多いようです。

痛みが強い場合は、医師に相談して塗り薬をもらいましょう。

その他、おっぱいを手で絞り哺乳ビンで飲ませるという方法もあります。

妊娠中毒症の後遺症

妊娠中毒症は、産後自然に治り高血圧やたんぱく尿、むくみなどの症状もだんだんと消えて行くとされています。

中には、産後1ヶ月もたっても症状が消えない場合もあります。

痛みを伴う症状ではありませんが、放置しておくと高血圧症や腎臓病などの病気につながることもあるので医師に相談して治療を受けることが必要です。

塩分や水分を抑えた食事療法と内服薬が中心となります。

悪露の以上

悪露は、産後4~6週間で消えていきますが、赤い悪露が続いたり悪臭がする場合があります。

このような場合は、子宮内に卵膜などが残っていたり子宮や膣に細菌が感染して炎症を起こしている可能性もあるので医師の診断が必要となります。

便秘

妊娠中に便秘になる人が多く、産後の対策が大切です。

会陰切開の傷が痛くて、便意を我慢してしまったり分娩の時に肛門括約筋が伸びきったため便意を感じにくくなったりお腹に力が入らないなどの原因が重なるためだと言われています。

便秘が3日以上続くようであれば、注意が必要です。

退院後の食生活にも注意を払うことが解消につながります。

妊娠中に直腸静脈のうっ血によって痔になった場合、それが分娩の時に強くいきんだ拍子に悪化する時があります。

産後は腫れが引き3週間ほどでおさまるとされています。

この間に、便秘をすると痔の悪化に拍車がかかるため極力便秘にならないように食事に気をつけ、患部を清潔に保ち便意を我慢しないことが大切です。

中には産後1ヶ月たっても治らない場合もあり治療が必要になります。

失禁(尿もれ)

お産の時に尿道括約筋がゆるんでしまったり膀胱が一時的に麻痺してしまったために、産後に失禁がある場合があります。

くしゃみや咳などちょっとしたきっかけで尿が漏れてしまう場合があります。

一時的な場合もありますが、中には自然に治らない場合もあり、その時は、括約筋を鍛える訓練、つまり排尿を途中で止める訓練や薬が処方される場合もあります。

産婦人科や泌尿器科で相談することが可能です。

膀胱炎

分娩時に尿道口や膀胱がダメージを受けることがあり産後の排尿痛や尿の出が悪くなるなどの影響があらわれることがあります。

また、悪露の始末の仕方が悪いと細菌が尿道口から膀胱へと入り込み膀胱炎になる場合があります。

排尿痛、尿の濁り、血尿、頻尿、残尿感、発熱などの症状があったら医師の診断を受けるようにしましょう。

抗生物質や利尿剤などで治療しますが水分をとって尿を排泄することも大切です。

マタニティブルー

妊娠中に分泌されていたホルモンが、産後、急に消失してホルモンのバランスが一時的に崩れるため軽いうつ状態になります。

なれない育児や体調不良などの要因がからむと落ち込みが激しくなることがありますがしばらくすると治ることがほとんどです。

産後のセックスと避妊

セックスは産後1ヶ月たち検診で問題がない場合はそこから可能となります。

年子での出産を避けたい場合は、避妊されることをおすすめします。

このページの先頭へ