妊娠中と産後の便秘の原因について

悩む女性

日本人女性の3人に1人は便秘症であるといわれており、排便がスムーズでなく、お腹が張る、肌が荒れるといった症状を伴ったら便秘症といえるでしょう。

特に妊娠中に便秘になる原因としては、黄体ホルモンの影響、精神的ストレス、大腸の圧迫が主な理由と言われています。

黄体ホルモンとは妊娠状態を維持して流産を予防する働きをさせる物です。

女性のホルモンについての解説

女性は感受性が豊かな反面、精神的なストレスを感じやすいと言われています。

また、女性ホルモンの分泌が変わる生理期間中に、精神的に不安定になってしまう事がありますが、黄体ホルモンの分泌も影響します。

妊娠中期~後期(12週目頃~臨月)の期間でお腹の中の赤ちゃんも大きくなりますが、成長に合わせて胎盤も大きくなるにしたがい大腸が圧迫されます。

大腸が圧迫されるようになると、便を押し出そうとする大腸の蠕動(ぜんどう)運動の妨げになります。

更に赤ちゃんを守るための黄体ホルモンが胎盤からも大量に分泌されるようになり、女性が妊娠中に便秘になりやすくなるのです。

その他、一般的な便秘の種類には下記の通りの種類があります。

・常習性便秘
1:大腸の運動が弱く、便を押しだせない。
2:大腸の粘膜の感受性が鈍いため、直腸から脳に便意の信号が送られない。
・習慣性便秘
便意が起こっても我慢してトイレに行かないため便意が無くなる。
・痙攣性便秘
大腸の一部に強い収縮が起こり、便の輸送を妨げる。

便秘の原因についての詳しい解説はコチラ

間接的には、運動不足や偏食、肥満なども原因としてあげられます。

腸に病気がある時は、大腸の形の異常(S状結腸症や腸閉塞)や腫瘍があげられますが)老人に多い巨大結腸症以外は痛みや血便など便秘以外の症状を伴います。

以上の病気が認められない場合は便秘自体を病気とはしないとするのが一般的です。

しかし、たかが便秘として放置すると食欲不振やめまい、ジンマシン、血圧の上昇など様々な異常を引き起こしてしまう可能性が増大します。

これらのトラブルを回避するためにも日ごろから便秘を予防する生活習慣が必要なのです。

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