さかご(骨盤位)

妊婦さんのお腹と赤ちゃんの靴下

5歳以上の初産でさかごなら帝王切開になる率が高いとされています。

出産時、赤ちゃんは頭を下、足を上にした姿勢(頭位)で生まれてきます。

その為、子宮内の羊水の中で動き回っていた赤ちゃんも妊娠後期になって出産が近づくと頭を下にした姿勢になってきます。

ところが、出産予定日が近づいても頭位にならない赤ちゃんがいますがそのような状態をさかごと言い、3~5%の妊婦さんに起こると言われています。

さかごの問題点は出産時にあり、出産の時に足や胴体が先に出て一番大きい頭が最後に残ること臍帯(へその緒)が先に出て挟み込まれて赤ちゃんに酸素が行かなくなる危険性があるのです。

医師が手を添えてすみやかに頭を出してやれば大丈夫なのですが産道の広さや赤ちゃんの頭の大きさあるいは赤ちゃんの姿勢によってはそれも限界があります。

ふつうの経膣分娩が困難と判断されれば帝王切開となります。

さかごと診断された人の内、二人に一人は帝王切開になっています。

病院によっては、初産でさかごであれば帝王切開に決っているところもあります。

そこまで慎重な病院でなくても35歳以上の初産でさかごであればハイリスクの出産とみなすのが一般的であり帝王切開となる確率は非常に高いとされています。

さかごに対しては、特になにもしないのが普通です。

さかごと診断されても予定日までに自然に頭位になることが多いとされています。

妊娠30週台前半でさかごと診断されてもあまり心配はしなくて良いとされています。

ただ、妊婦さんが胸膝位という姿勢をとることによって頭位に矯正できることもあります。

医師に相談することが大切であるとされています。

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