妊娠中毒症|高血圧・蛋白尿・むくみが主症状

診察中の医師と看護師

妊娠中毒症は、妊娠という身体への負担によっておこる高血圧、タンパク尿、むくみを症状とす状態が妊娠中毒症です。

妊娠中の定期健診が充実した現在では、妊娠中毒症は少なくなりましたがそれでも5%程度の妊婦さんに発症していると言われています。

また、母体死亡や胎児死亡の原因として、未だに妊娠中毒症は注視されています。

胎盤機能の低下によって子宮内の赤ちゃんに十分な酸素と栄養が供給されなくなり胎児仮死や早産を招く可能性もあります。

症状である高血圧とタンパク尿、手足や顔のむくみのうちむくみ以外は自覚できず検査をして初めて分かる症状です。

妊娠中の定期健診がいかに大事かがわかります。

高齢出産と血圧が高い人は要注意

妊娠中毒症は若い人にもおこりますが35歳以上になると発生率が高くなることで知られています。

特に妊娠前から血圧が高い人や肥満の人、タバコを吸う人は要注意です。

予防には、腎臓や血管系に負担をかけない食生活がポイントになります。

まざ、妊娠したら塩辛いものは極力口にせず薄味の食事に徹し1日の塩分量を10g以下に抑えましょう。

水分を取り過ぎない(1日1500ml)、食べ過ぎない(1800~2200kcal)ことも大事です。

ストレスが血圧を上げることもあるのでストレスの解消も重要な要因となります。

妊娠中毒症と診断された場合は、とにかく軽症の内に気をつけて悪化させないことが肝心です。

安静と食事療法(減塩・低エネルギー・高タンパク食)が中心になります。

これで治らない場合は、入院による徹底した管理が必要になります。

それでも重症になり、これ以上母体内に赤ちゃんをおいておけないと医師が判断した場合は10ヶ月未満でも帝王切開が行われることもあるようです。

このページの先頭へ