子供の肥満の原因と日本と外国の肥満に関する遺伝の違い


スポーツする子供

子供の肥満の原因

子供の肥満の原因は食べすぎ、運動不足、太り易い体質の遺伝

肥満の本質は体へ脂肪が多く蓄積されてしまうことで、脂肪の蓄積というのは食べ物からのエネルギーをとりすぎている、または消費するエネルギーが少なくなりすぎるために起こります。

つまり、食べすぎか運動不足かということですが、同じ様に食べて運動しなくても肥満になる人と肥満にならない人がいるのも事実です。

結論としましては、エネルギーの摂取過剰、エネルギーの消費不足、遺伝的な体質、つまり「食べすぎ」「運動不足」「太り易い体質」になります。

食べすぎは量とバランス

食べ過ぎの肥満については、体質があるのでどこをもって食べすぎというのは体質によって違います。

極端にたくさん食べる人は別として、肥満になりやすい体質であれば、他の人と同じもの同じ量を食べても太っていく可能性があり食べすぎとなります。

食習慣が食べすぎの肥満を引き起こす

最近は、ジャンクフードをはじめインスタント食品やスナック菓子のような脂肪ばかりで栄養価の低い食品が氾濫しています。

肥満になり易い人にとっては非常に誘惑が多く、子供の肥満を招きやすい環境にあることを忘れてはいけません。

社会環境と子供の運動不足の関係

交通機関の発達や住宅の高層化により子どもが運動できる環境が減ってきています。

更にテレビゲームなど子供の娯楽の中心が屋内に移ったことも子供の肥満の増加に繋がったと考えられます。

肥満の子供の親の体格

  • 両親とも太っている場合:10%~70%の子供が肥満

  • 片親のみ太っている場合:30%~50%の子供が肥満

  • 両親とも太っていない場合:10%の子供が肥満

日本と外国の肥満に関する遺伝の違い

ブドウ糖(グルコース)と肥満の関係についてアメリカ人の遺伝体質を調査したデータによるとブドウ糖(グルコース)に対して極めて敏感にインスリンの分泌を行なってしまう人は全人口の25%、鈍感な人も25%残りの50%の人が平均的な結果であったようです。

敏感な人は、少しのブドウ糖の摂取でもインスリンが大量に分泌して肥り過ぎになりますが鈍感な人は何を食べてもそんなに太ることはありません。

このような現象は人間の進化と遺伝に関係しており、進化は数千年単位でDNAのたった一つの情報が変化することですがある食習慣を数千年続けていると、その環境にたいして体質を適応するように変化させ遺伝されていきます。

遺伝の典型的な例は、乳頭に対する耐性で、乳糖は動物の乳に含まれる成分で、耐性があると乳幼児が牛乳を飲んでもこれを分解するラクターゼという酵素があり下痢を起こしませんが耐性がないとラクターゼが無く消化不良を起こして下痢をします。

この現象は日本人には多いのですが、西欧人にはラクターゼが多く乳糖を消化できる人が日本人より多いとされ、長年にわたる食習慣に適応するように体質が遺伝されてきた左証です。

一方で、日本人は数千年にわたり米を主食にしてきました。

こうした穀物の消化吸収のため、日本人やアジア人の腸の長さは西欧人に比べ長くなっています。

これも長年の食習慣に適応した結果であるとされています。

インスリンを始めとするホルモンや酵素のグルコースに対する反応のあり方もアメリカン人や西欧人のそれとは差異があります。

そのような理由で、日本人は米を主食としながらもアメリカ人のように過大に体脂肪を身につける人が少ないと考えられています。

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