小児肥満の問題点と肥満による弊害

子供の足

太っていること(子供の肥満)はいけないこと?

子供の感覚でいうと、太っている(子供の肥満)ために他の子供より自分が劣っていると感じられ引け目を感じることがあります。

外見上で悩んだり運動面で不利になったり友達や社会との関係が上手くいかないことがあります。

子供の肥満で、外見で悩む

現代の風潮は痩せた体系の方が好まれ肥満の体系は敬遠される傾向にあります。

肥満のせいで流行りの服が着れなかったり似合わなかったりすることもあります。

子供の肥満で、運動面で不利になる

肥満の子供は他の子供に比べ、かけっこが苦手だったり、ジャンプが苦手だったりして、ハイキングや校内マラソンなど持久力が試される場で力が出せないケースがあります。

そのため、肥満の子供は「肥満だから動きが鈍い、肥満だから疲れやすい」等周囲と違う自分に傷つきます。

子供の肥満で、不利にならない運動もある

一方、肥満の子供でも力を発揮できるスポーツもあり、水泳やボーリングなどが挙げられます。

水泳は浮力が生じるので自身の体重に関係なく動くことができ、ボーリングは自身の体重とは関係なく点数を競えます。

子供の肥満と友達や社会との関係

友達に肥満をバカにされ劣等感を持ってしまったり、テレビなどのマスメディアでは肥満を理由に有名人がバカにされ劣等感を持ってましまう子どもが増えています。

そして、場合によっては肥満のせいでいじめの被害者になったり、必要のない劣等感を持つことも心配されます。

子供の肥満と、不登校の関係

肥満により友達にバカにされたりすると極端な場合はストレスにより不登校につながることもあります。

そして劣等感により外出が減り肥満の原因になったりと悪循環に陥る心配もあります。

子供の肥満で、生活習慣病になる場合がある

最後に医学的な問題として、肥満と生活習慣病の関係が挙げられます。

今までは成人に多いと言われていた、糖尿病、高脂血症、高血圧症といった病気が子供にも見られるようになりました。

また、脂肪肝も太っている子供には多く見られ、子供の肥満も成人の肥満同様に生活習慣病の原因となりうるのです。

(肥満と不登校の関係図)

学校に行きたくない

休みがちになる

家にこもる

太る

劣等感

ますます学校に行かなくなる。

肥満の子供の共通点

子供は1年間に平均で体重が2kg~3kg増えます。

夏休みなどの短期間で急に体重が増えたり1年間で5kg以上の体重増加がある時は生活の改善と食べる量を見なおす必要がございます。

肥満の子供の共通点は生活習慣が夜型で、食事の時間が定まっていないことがあげられます。

食事の時間が決まっていないとおやつを必要以上に食べてしまいます。

更に、夜遅くまで起きることでお腹が空いて夜食を食べてしまい結果として食べる量が増えてしまうのです。

改善するために3食きちんと食べることと生活のリズムをととのえることが必要です。

これが習慣になれば1日の理想の食事量で自然にたりるようになります。

子供の肥満による弊害

先進国では小児の栄養過剰による肥満は深刻な問題となっており、日本では学童の1割が肥満の可能性があるとされます。

小児の肥満を放置していると8割が成人肥満につながり成人病へ発展するとされています。

小児期の肥満である人の12%が高度の肥満になり中等度の肥満者の40%が中等度肥満のまま18%は高度の肥満として成人になるとされます。

また小児期に高度肥満であった者が80~85%の確率で成人肥満へ移行すると考えられています。

また、小児期に高度肥満であった者からは糖尿病や動脈硬化症の発現頻度が極めて高いことでも知られています。

肥満の発生には多くの原因があり、脂肪細胞の増加、エネルギーバランス、食欲の問題遺伝や環境などが考えられています。

特に太り気味で食慾があり、運動嫌いな子供では予防が大切です。

また、内分泌疾患、例えば脳下垂体、甲状腺、膵臓、副腎皮質、性腺などの疾患が原因で肥満になることもあるので注意が必要です。

肥満を予防するには両親が肥満に関心を持つことが大切です。

乳児の肥満は続く可能性は高くないので乳児期のエネルギー制限は必要では無いとされます。

幼児期や学童期には食事制限と積極的な運動が予防には大切です。

スナック菓子はエネルギーが高いので容易に肥満になるので、スナック菓子が好きで、運動が苦手な子供は注意しましょう!

肥満は成人病を引き起こす原因ともなりますが肥満自体が障害を引き起こすこともあります。

胸壁や腹部への脂肪蓄積による肺機能の低下がありますが肥満を解消するだけで正常に戻ります。

肥満によって活動が制限されると動悸や息切れなどを起こすこともあり、脂肪肝による肝機能障害など重い障害が発生する可能性があります。

また、肥満の外見から劣等感を持ち精神衛生上も良い状態とは言えません。

肥満の解消には食生活の改善が一番効果があるとされ、運動は肥満を解消するだけではなく運動能力の向上や体力の向上にもつながります。

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