子供の顔色、唇や爪の色、皮膚や白目の色が悪い

顔色の悪い子供

顔色が悪い

顔色が悪いという症状は比較的多く発生します。

血液検査をしても貧血と診断されることはあまり無く、多くは仮性貧血として取り扱われることが多いとされます。

仮性貧血とは、貧血がなくても皮膚や粘膜が蒼白にみえるとされ貧血のように見えるとされます。

急性糸球体腎炎の時は、水血症のため血液が薄められて貧血と同様の症状が現れるとされます。

仮性貧血は児童の8%にでる症状とされます。

仮性貧血の症状が出る子供は自律神経が不安定なことが多いようで血液分布の異常が顔色を悪くすると考えられています。

朝に顔色の悪い子供は、自立神経失調症の1つである起立性調節障害の可能性があるとされます。

立ちくらみ、めまい、脳貧血、寝起きが悪いなどの症状が加わる場合は可能性が高いとされ医師の診察が必要です。

貧血では無いにもかかわらず貧血の顔色をしているものは、病的仮性貧血と呼ばれ、リュウマチ熱、甲状腺機能低下症、慢性感染症、結核、神経疾患、栄養障害、ビタミンD過剰症、心内膜炎、急性糸球体腎炎、ネフローゼ、ショック状態などでも同様の症状が出るとされます。

また、発作的に顔色が悪くなる病気として

低血糖症、発作性心房性頻脈、冠状動脈希始異常、褐色細胞腫、などがあり貧血以外の他の症状を伴うとされます。

唇や爪の色が紫色になる

乳児が入浴後や哺乳時、泣いた後などに顔色が紫になる場合は、先天性心疾患の可能性があるので医師の診察を受けましょう。

このように紫になる症状をチアノーゼと言います。

チアノーゼは動脈血中に静脈血が混じった状態は心疾患の時に起こります。

また、赤血球が炭酸ガスを肺で放出出来なかった時に起こりこちらは肺の疾患の時に起こるとされます。

先天性疾患で心臓に穴が開いていたり、動脈や静脈に異常がある時にチアノーゼの症状が出るとされます。

生後すぐにチアノーゼがみられる心疾患には総動脈幹症、三尖弁閉鎖、完全大血管転位、総肺静脈還流異常症などがあるとされます。

生後すぐに発生する病気にはファロー四徴症があるとされ、チアノーゼが早く出るほど重症で発育も障害され、動くとうずくまったり指先が太鼓腹状などになる変化がみられるとされます。

肺の疾患では肺炎などが重症になるとチアノーゼが現れるとされます。

これらは重症のサインですので医師の診察を受けましょう。

皮膚や白目の所が黄色い

皮膚や白目のところが黄色い場合は黄疸の可能性があります。

新生児期には多くの児童が黄疸を起こしますが2~3週間以内に治るとされます。

母乳で育てられている乳児では1ヶ月を過ぎても黄疸が続くことがあるとされます。

念のため医師の診察を受けるようにしましょう。

母乳を2~3日止めると黄疸は消失するとされますが2~3日母乳を止めると母乳が出なくなることもあるので注意が必要です。

このような乳児は哺乳力も強く元気で便も黄色の色をしているとされます。

生後1か月後から黄疸が強くなるものには先天性胆道閉鎖や乳児肝炎があり便は白色になるとされます。

幼児期や学童期では急性肝炎があるとされます。

疲れやすかったり、食欲が無くなったり、発熱があったりして便の色が白くなるとされます。

この時期で黄疸がある場合は医師の診察を受けましょう。

黄疸が軽減したり、ひどくなる時は総胆管嚢腫という病気があります。

胆嚢が嚢胞状に拡張して、胆汁の通過症状を起こすために発生するとされます。

その他、白目は黄色くならないけど皮膚が黄色くなるものに柑橘類の食べ過ぎによる柑皮症があるとされます。

母乳を与えている母親のみかんの食べ過ぎによっても起こるとされます。

黄疸が発症した時は発症時期、全身の状態、便の色を注意して観察し医師の診断を受ける時に報告しましょう。

2子供の免疫力

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