高齢者の慢性心不全

心不全で倒れた老人

心臓は全身に血液を送り出す働きをしています。

この送り出し循環させている働きが低下すると全身の臓器や組織に血液が循環しなくなり肺や身体の血液がうっ滞し、この状態をうっ血性心不全と言います。

心不全は急性と慢性に分類されています。

急性心不全の原因は、心筋梗塞、重症不整脈、肺梗塞、急性腎不全、肺炎などがあります。

症状が急速に悪化するため至急医師の診察を受ける必要があります。

慢性心不全の原因は、弁膜症、高血圧症、狭心症、心筋梗塞、肺気腫などがあります。

これらの持病がある場合は、心不全を発症する可能性が常にあります。

症状の観察

呼吸困難、足や体幹部のむくみ、尿量減少、食欲不振、腹部膨満感、疲労感などから始まり、安静時の呼吸困難、喘息による不眠、右脇の重苦しさなどの症状が出ます。

持病が悪化すると心不全を起こしやすくなります。

心不全の重症度

Ⅰ度:普通の運動では、疲労、動悸、呼吸困難、狭心症は無い。

Ⅱ度:安静時は無症状だが、普通の運動で疲労、動悸、呼吸困難、狭心症が起きる。

Ⅲ度:安静時は無症状だが、少しの動きで疲労、動悸、呼吸困難、狭心症が起きる。

Ⅳ度:安静時でも心不全症状が起きる。

介護

呼吸困難などの心不全の症状がみられる時は衣服を緩めてゆったりとさせ上半身を少し起こします。

足も少し上げると良いとされます。

血圧が高すぎる時は心臓の負担が高まります。

狭心症や心不全が悪化する可能性が有ります。

主治医と相談して血圧の薬を服用します。

血圧が下がり頻脈の時は、脱水症やショックの可能性が有ります。

放置すると尿量が減少して腎不全に進行する可能性があるので医師と相談をしましょう。

血圧が下がり脈も遅く、尿も少ない時は重症の心不全であることが考えられ医師の診察を受ける必要があります。

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