高齢者に多い結核症

結核菌

結核症は、結核菌による感染症で肺結核と肺外結核に分類されます。

結核症の発症は減少していますが今でも毎年約3万人の患者が存在するとされます。

結核は飛沫感染で感染しますが、飛沫感染は、結核菌を含む粉塵を肺に吸入することで感染します。

結核菌は肺の中に感染巣を作り、寝汗、倦怠感、せき、たんなどの症状を起こします。

しかし、感染巣のほとんどはそのまま石灰化し、発病しない場合が少なくありません。

中には、陳旧性結核巣として肺の中に結核菌が閉じ込められ10~20年経過してから増殖し発病するケースもあるとされます。

高齢者の集団感染が増えており注意が必要とされます。

症状の観察

2週間以上咳が続く場合は、可能性が高いため医師の診察を受けましょう。

肺結核症の呼吸症状は、せき、たん、腹痛、血痰、発熱とされます。

また、糖尿病、肝臓病、腎臓病などにより体力が低下すると感染による発病のリスクが高まるので注意が必要とされます。

注意する点

高齢者が肺の手術などで受けた時は、呼吸機能の低下により、結核症や肺炎などの併発に注意します。

ほとんどの結核は薬で治るので、必ず医師の診察を受けましょう。

結核の薬は10種類以上開発されているとされます。

注意する点として、症状が無いからといって服薬を中止してはいけません。

症状が再発したり、結核菌の耐性菌化した多剤耐性結核になる可能性があります。

治るまで、医師の指示に従い服薬を続けましょう。

高齢者の場合は気力が衰えることもあるので家族が励まし、安静な環境を作り栄養の補給に努めましょう。

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