現在の日本国内エイズ患者の推移(男女比・感染経路別)

平成25年3月31日現在の日本国内HIV感染者とエイズ患者の性別感染経路別報告数累計

HIV感染者=HIVウィルスキャリアでエイズを未だ発症していない
エイズ患者=エイズ発症者
感染経路男性女性合計
HIV感染者+エイズ患者合計18536288621422
HIV感染者異性間の性的接触276214684230
HIV感染者同性間の性的接触810948113
HIV感染者静注薬物使用61566
HIV感染者母子感染191736
HIV感染者その他28663349
HIV感染者不明12786331911
HIV感染者合計12515219014705
エイズ患者異性間の性的接触20704242494
エイズ患者同性間の性的接触243052435
エイズ患者静注薬物使用45550
エイズ患者母子感染10717
エイズ患者その他17035205
エイズ患者不明12962201516
エイズ患者合計60216966717


データ参照元:エイズ予防ネット

エイズ発生動向

男性のHIV感染者全体に占める異性間の性行為で感染した比率は22%なのに対し同性間の性行為による感染は64%に達しています。

一方で、女性のHIV感染者全体に占める異性間の性行為で感染した比率は67%なのに対し同性間の性行為による感染は0.1%となっております。

同様にエイズ患者での場合を見ると男性の感染者全体に占める異性間の性行為で感染した比率は34%なのに対し同性間の性行為による感染は40%に達しています。

女性のエイズ患者全体に占める異性間の性行為で感染した比率は60%なのに対し同性間の性行為による感染は0.7%となっております。

また、HIV感染者の男女比がおよそ6対1でエイズ患者の男女比は約9:1となっておりデータから見ると男性の同性間での性行為による感染が圧倒的に多い事が示されています。

また、直近のデータでは年齢別でみるとHIV感染者の比率は下記の表の通りになっています。

(参照:感染症法に基づくHIV感染者・エイズ患者情報(平成24年12月31日~平成25年3月31日)

感染症法に基づくHIV感染者・エイズ患者情報(平成24年12月31日~平成25年3月31日)

年齢合計
HIV感染者10歳未満101
HIV感染者10~19101
HIV感染者20~2947350
HIV感染者30~3971273
HIV感染者40~4941041
HIV感染者50歳以上30232
合計1917198
エイズ患者10歳未満000
エイズ患者10~19000
エイズ患者20~29808
エイズ患者30~3936137
エイズ患者40~4925025
エイズ患者50歳以上29130
合計982100

データを見るとHIV感染者は20歳代、30歳代に集中しておりエイズ患者は20歳以上に幅広く分布しており特に30歳代、40歳代の多さが目立ちます。

まとめ

データから読み解くと日本国籍男性を中心に、国内での性的感染経路がメインとなっていることが考えられHIV感染・AIDS患者共に増加傾向が続いています。

特にHIV感染者では同性間性的接触による感染例の占める割合が高く幅広い年齢層で見られます。

エイズ患者は30-40代を中心に多く、最近は50代の増加も目立ってきているように見えます。

東京では1000人中3人はHIV抗体陽性となっています。

エイズの広がりを防ぐために

特に20-30代、同性愛者への対応が重要となってます。

流行の原因はやはり無防備な性行動にあるとされています。

クラミジア淋菌感染症などのSTDの増加と10代の人口妊娠中絶の増加です。

無防備な性行動が、医学的現象として現れていると言えます。

また、男女共に1999年以降性行動の早期化が進み、パートナーの多い若者ほどコンドーム使用率が低いことも原因とされております。

同性間性行動では、コンドーム常用率は40%と若者一般より高いものの、10代での常用率が低いこと、通常の性行為と比べると感染率が高くなるため、広がっていると考えられます。

予防のための普及啓発、早期発見・早期治療に向けた対策が常に望まれている現状です。

エイズ(HIV)後天性免疫不全症候群の感染経路、症状、治療法の詳細はコチラ

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