運動は朝か夜かではなく、食前か?食後か?が重要

朝と夜

朝も夜も変わらないが、食後の運動は控えたほうが良い

空腹で血糖値が低下している朝は運動を控えたほうが良いという意見がある一方寝る前に運動すると体温が上昇し不眠になるという意見もあります。

実際は、血糖値が下がっている朝でも、運動を始めれば交感神経が緊張し自律神経は昼型に移行するので問題ないとされ、前夜に食事をしていればむしろ血糖値は上昇します。

また、就寝前の運動でも、就寝するまでには体温も常温に戻り問題はありません。

つまり、運動を朝しても夜しても変わらないということになります。

むしろ、運動の時間について気をつけなければならないのは食前か?食後か?の方が重要です。

食後の腹ごなしに、、という言葉がありますがこれは体に良くありません。

食後の運動が体に良くない理由は、

1:食後は食物の消化・吸収のため腸、肝臓などの消化器官が活動しますので血液が臓器に大量に集まります。

ところが、食後に運動すると血液は骨格筋へ優先的に供給され、消化吸収が上手く行われ無くなってしまう可能性があります。

2:食後は、副交感神経が緊張して膵臓からのインスリン分泌が活発になり食事からとった糖質を代謝してグリコーゲンにして、エネルギー源として貯蔵する働きをします。

ところが、食後に運動をすると人体は逆の働きをします。

運動時には、交感神経が緊張してアドレナリンというホルモンの分泌が増えてグリコーゲンはブドウ糖に分解され、エネルギーとして消費されます。

つまり、食後の運動は人体にとって必要な働きと逆の力が働くため体全体に負担を強いるため体調が乱れる原因となります。

3:胃の中に食物が溜まっている状態で運動すると胃が振り子運動を起こすため、吐き気を起こしやすくなります。

以上の理由から、食後の運動は約2時間、軽い運動ならば最低でも30分間休んだほうが良いとされています。

空腹時の運動は健常者の場合は問題ありませんが極端な空腹時には血糖値が低下するため、糖尿病の方は気をつけたほうが良いとされています。

空腹時の運動が避けられない場合は、運動前に飴玉を舐めるなどをしておいた方が良いでしょう。

食後の運動が良くない3つの理由 まとめ

1:食後に運動をすると血液が胃腸に届かない。

2:食後はグリコーゲンの貯蔵をする時間だが運動はグリコーゲンを消費するため相反する力が働く。

3:胃に食物がある状態で運動をすると胃が振り子運動を始め余計な負担をかける。

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