膵臓(すいぞう)ガンの原因と症状

膵臓

膵臓は胃の後ろに位置して長さ20cm程の臓器です。

この臓器は、アミラーゼ、トリプシン、リパーゼはどの消化酵素を分泌する外分泌腺とインスリン、グルカゴンなどの消化ホルモンを分泌する内分泌腺という二つの種類の細胞を持つ臓器です。

膵臓で作られた膵液は、膵管を通り途中で胆管と合流して十二指腸へ出ます。

これら膵臓の働きを担う細胞や腺、膵管にできる悪性腫瘍を膵臓ガンと呼びます。

種類

膵外分泌系のガンと膵内分泌系のガンに分類がされています。

膵外分泌系のガンで中でも膵管ガンが多く、膵ガン全体の92%を占めています。

膵腺細胞から発生するガンは、1%程度、膵内分泌細胞から発生するガンは3%程度とされています。

つまり、一般的に膵ガンと言われるのは膵管ガンであることが多いとされます。

原因と特徴

膵管ガンは年々増加しているとされます。

考えられる原因としては、動物性脂肪、高タンパク食、野菜不足、喫煙、等の食生活や生活習慣に起因する原因が考えられています。

年齢では、50歳代、60歳代、70歳代が最も多く高齢者のガンといえます。

症状

腹痛、黄疸、食欲不振、体重減少、背部痛などがあるとされ、これは膵ガンが進行した時に現れる症状とされます。

進行度やできた場所により出現頻度に差がでます。

検査

症状とともに膵ガンの発生部位、大きさ、進行度によって各種の検査の異常率も変化するとされます。

検査には、尿検査、血液検査、超音波検査、CT検査、MRI検査などがあります。

血液検査では、腫瘍マーカーと呼ばれるガンが作り出す物質が測定されます。

腫瘍マーカーに関する詳しい解説はコチラ

CA19-9やCEAなどの数値が上昇していればガンの疑いがあります。

膵ガンの異常率は、CA19-9という腫瘍マーカーが8割と最も高いとされます。

腫瘍マーカー測定でも膵ガンの有無の特定が可能です。

治療

膵ガンの根治には手術による腫瘍の摘出が最適であるとされます。

切除不能な進行ガンでは、疼痛や消化管の狭窄、黄疸、ガンの進行阻止の対策がとられます。

放射線の照射や黄疸の治療、化学療法などが医師の判断によりなされます。

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