虫垂炎|盲腸の病気

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盲腸の先端にある5~7cm程度の細長い付属器官が虫垂で、ここで炎症が起きることを虫垂炎といいます。

上腹部および右下腹部の激痛、発熱があることもあり、痛みは急激に起こります。

草食動物は、この虫垂が発達していて、肉食動物や人間の虫垂は退化しているため炎症が起きた場合は切除しても影響は無いと言われています。

最近では、免疫機能と関連があるとする説もあり、炎症が盲腸まで及んだものを盲腸炎といいます。

虫垂炎の主な原因

多くは腸内細菌による感染と言われ、ウィルス感染によるものもあるとされています。

更に、暴飲暴食や過労、風邪、便秘、ストレスなども誘因になると言われています。

虫垂炎の主な症状

腹痛が右下腹部に起こる人が約3分の1、上腹部やへその周辺、不定の下腹部などに始まり時間の経過とともに右下腹部に移行していく人が3分の2です。

吐き気や嘔吐をともなうことも大きな特徴で急性虫垂炎の場合は約90%にそれらの症状が見られます。

たいていは、発熱を伴いますが高熱にはならないことが多いようです。

・虫垂炎早期に現れる圧痛点

・へその右下方1~2cmのところ

・上前腸骨蕀とへそを結ぶラインの右3分の1のところ

・左右の上前腸骨蕀を結ぶ右3分の1のところ

虫垂炎の治療

虫垂炎の治療には、内科的治療と手術によって盲腸を切除する外科的治療があります。

内科的治療はできるだけ安静にして消化の良い食事を取ると共に抗生物質や整腸剤などを服用します。

しかし、急性の症状が治ってもなお鈍痛やひきつれが残って慢性虫垂炎に移行することもありこの場合は急に悪化することがあるので注意が必要です。

再発を防ぐためには手術が望ましく現在虫垂炎の手術は非常に進歩しているのできわめて容易にでき成功率についても非常に高いとされています。

腸閉塞の治療

小腸のものか大腸のものかの鑑別診断を十分に行った上で経口時にチューブを飲ませて腸の内容物を吸引する他、大量の補液、輸血、抗生剤の投与をして手術が円滑に行われるようにします。

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