自己免疫性肝障害

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自己免疫性肝炎

自己抗体が原因で起こる肝炎で、慢性肝炎の2割を占めるとされます。

中年以降の女性に多いとされ、9割が女性で7割が40歳以降とされます。

女性の慢性肝炎でウィルス性肝炎の可能性が無い場合にはこの病気の可能性が有ります。

肝臓の線維化が特徴とされ、初診の段階で肝硬変に進行している場合が多いとされます。

肝硬変になっても自覚症状が現れないことも多く、集団検診などで肝機能検査数値に以上があって見つかることが多いとされます。

GOTやGPTや血清γグロブリンが高値を示す事が多く自己抗体が陽性で、肝炎ウィルスマーカーが陰性であれば肝生検を行ない自己免疫性肝炎の診断が確定されるとされます。

肝機能検査の項目一覧

副腎異質ホルモンの投与がされる場合がありますが、このホルモンは長年連用すると骨粗しょう症を招く可能性があるとされます。

自己免疫性肝炎は更年期の女性に多い病気とされますがリスクはありますが服用を止めると肝炎をぶり返す可能性もあるため少量を長期間服用し続けるしか無いのが現状です。

原発性胆汁性肝硬変

中年の女性に多く、患者の9割が女性であるとされます。

肝細胞でつくられた胆汁を集めている小葉間胆管という細かい胆管の炎症が続き肝臓内で慢性的な胆汁うっ滞が起きる病気ですが副腎皮質ホルモンの効きが悪いため自己免疫性肝炎とは異なる発症機序があるとされます。

胆汁の流れが悪くなると皮膚のかゆみが出るとされ、自己免疫性肝炎とは、病気の発症や進行に自己免疫が深く関与して発症する慢性的な肝炎です。

自身の免疫細胞が、自身の肝細胞を攻撃し障害を与えていることが考えられます。

倦怠感が黄疸その他の症状として、食欲不振、関節痛、発熱があげられます。

自覚症状としてかゆみが始まるケースが多いとされます。

やがて黄疸があらわれますが有効な治療を施さない限り、黄疸は消失することがな、むしろ強まるのが特徴です。

自覚症状としてあらわれない場合もあるとされますが2割の人は5年以内に自覚症状が出るとされます。

胆汁うっ滞の指標となる、ALP、γ-GTP、血清総コレステロールなどが高値を示し、超音波などで胆石症が否定されるとこの病気の可能性が高いとされます。

自己免疫性胆管炎

原発性胆汁性肝硬変と診断された患者の中には抗ミトコンドリア抗体陰性のケースが含まれるとされます。

原発性胆汁性肝硬変と同じ慢性肝炎うっ滞でも抗ミトコンドリア抗体陰性、抗核抗体陽性であれば自己免疫性胆管炎とされます。

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