便秘薬を止めたいけど止められない理由(下剤の乱用と依存症)

苦悩する男性と女性

便秘で悩んでいる方には便秘薬を一年以上も常用している依存体質の方が多くなっているようです。

便秘は特に女性に多い疾患とされ、多くの方が便秘薬を使ったことがあるようです。

便秘薬を使うきっかけから、常用するようになるまで時間はかからず朝食を抜く、食物繊維不足、トイレを我慢する、ストレスが多い、生活習慣の乱れなどが原因で便秘が次第に慢性化し、悪化する事が多いとされます。

生活習慣を改善するだけでも改善するケースでも安易に便秘薬を使用し止められなくなるケースが多いようです。

また、便秘薬は初めは服用量を守っていたけど、長期間の常用で腸が刺激に慣れ効かなくなってくる薬が多いため、服用には注意しましょう!

市販の便秘薬でよく使われるタイプは、アントラキノン系という生薬のアロエやセンナや大黄が主成分で、大腸を刺激するタイプです

下剤の種類についての詳しい解説はコチラ

これらの便秘薬は使用している内に通常の用量では効かなくなりさらに多くの便秘薬を使わないと効果が出ず多くの量を服用するようになります。

その為、大腸の壁に黒いシミができる大腸メラノーシスになる人が多くこのシミは大腸を動かす神経に障害を与えるため大腸の機能が低下して更に便秘が悪化するという悪循環に陥りやすいとされます。

便秘薬は、テレビ、新聞、雑誌などで広く広告され無意識の内に暗示を受け便秘になったら簡単に薬に手が伸びてしまうのも当然だと言えます。

もちろん広告では、便秘薬の副作用を知らせていないのがほとんどです。

便秘は、病気ではなく症状と捉えている見方もありますがこれは便秘が大腸の重篤な病気の症状である可能性もあるからです。

便秘の改善には食事療法や腸のリラックス法が大切であるとされます。

下剤依存を放置してはいけない理由

下剤依存症は放置をすると健康に悪影響を及ぼします。

便が滞るため、腸や肛門括約筋などの機能が低下し大腸メラノーシスも発生しやすくなります。

そして、更に長い時間この状態が続くと排便に関する能力は更に低下して食事が美味しく感じれない、食後の腹部膨満感、ガスが溜まるなどの消化器への機能障害へと発展していきます。

また、便秘薬を過剰に服用すると下痢が起こることがあります。

下痢によって体中の水分、ミネラルが失われて電解質異常が起こります。

人間の体は60兆個の細胞で構成されていますが、細胞は細胞内液や細胞外液で構成されています。

細胞内液にはナトリウムカリウムカルシウムマグネシウムが一定量含有されていますが、これらミネラルにより生体の機能が保たれています。

電解質異常とはこれらのバランスが崩れる状態を指します。

電解質異常は生体にとって危険な状態で、筋力の低下やむくみ重症な場合は不整脈や意識障害などに進行する危険性があるとされます。

また、下剤の副作用には連用による気分障害が起こりやすいとされる点です。

下剤依存症の人には共通して、不安感、抑うつ感がみられるとされます。

自然に排便できないという自分の体の不調や便秘で下剤を常用していることを誰にも相談できずストレスが蓄積するようです。

このように、便秘が続くからと言い、長期間頼ることで様々な弊害が考えれれます。

この下剤依存症を抜け出すには、食事療法や運動療法、などにより克服することが大切で便意を取り戻し元気な腸を取り戻しましょう!


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