慢性的な下痢と急性下痢の原因

下痢に悩むサラリーマン

慢性的な下痢の原因

水分が80%を超えると下痢になる調度良い硬さの便意は水分が70%程度含まれているとされています。

この水分が、80%~90%に増えると泥状便になり95%を超えると水様便になります。

逆に便に含まれる水分が60%くらいに減るとコチコチに硬くなり排便に痛みをおぼえるようになります。

下痢便になるかどうかは、便に含まれる水分の量に左右されます。

便に含まれる水分量は、便が腸を通過する時間に左右されます。

便意含まれる水分は、大腸を通過する時に吸収され直腸に到達する時は程よい硬さになっています。

原因がありこれが短時間の内に通過すると水分の吸収が十分に行われず下痢になってしまいます。

他には、腸での分泌亢進や水分の吸収障害などの腸の異常でも水分量が増えることがあります。

一方で、便の通過に時間がかかると水分が余分に吸収され便秘になります。

大腸の中の便は、大腸のぜん動運動によって運ばれますのでぜん動運動が過剰に活発だと便の通過時間が短縮され下痢傾向になりぜん動運動が不活溌だと便の通過時間が過剰で便秘傾向になってしまいます。

下痢の5つの原因

消化不良、吸収障害

暴飲暴食や消化の悪いものを食べると下痢になることがあります。

小腸で消化吸収が十分にされず、不消化物が大腸に入ると刺激で大腸の運動が高まり、下痢を起こします。

小腸の病気やその手術後、膵臓肝臓胆嚢などの病気で膵液や胆汁の分泌が悪い時、乳糖不耐症、胃の切除後にも小腸の消化吸収が不十分で下痢を起こします。

大腸の炎症

食中毒や赤痢など、細菌感染により大腸の粘膜に炎症が起こると腸粘膜に障害が起こったり、毒素が作用して下痢が起こります。

感染以外でも、薬品、毒キノコ、アルコールの過剰摂取などでも腸粘膜が傷つくと下痢を起こします。

潰瘍性大腸炎やクローン病でも大腸に炎症が起こると下痢になります。

青魚、甲殻類、食べた時にアレルギーで下痢を起こす人もいます。

大腸の腫瘍

ガンやポリープなどが大腸で生じると下痢になることがあり、直腸や肛門の使用でも同様に下痢になる場合があります。

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全身病

甲状腺機能亢進症(バセドウ病)、アジソン病、糖尿病、肝硬変、尿毒症悪性リンパ腫、などの病気で下痢を起こす場合もあります。

大腸の機能異常(機能性の下痢)

以上のような病気や異常が無いのに下痢になるケースがあります。

大腸の運動だけが異常に高まり、下痢を起こすタイプで過敏性腸症候群と呼ばれ、慢性下痢症もこの一つです。

ストレスを感じると下痢の始まる神経性下痢も便秘の時はうさぎの糞のようなコロコロ便で便秘と下痢を繰り返すタイプやお腹が冷えると下痢になる人も、このタイプに分類されます。

このタイプの下痢症の人は、下痢を繰り返しても痩せることがありません。

小腸では消化吸収がなされており、大腸の運動が高まるために下痢をしているタイプなので体の害になることは無いとされます。

何時、便意が起こるかわからず、排便回数も多く、腹痛を起こすこともありその事自体がストレスになることもあり精神衛生上良いことではありません。

下痢には様々な病気が隠れている可能性もあるので医師の診察を受けると良いでしょう。

下痢を止める食事法

急性の下痢の原因

暴飲暴食や寝冷えによる下痢は、胃に負担がかかり過ぎたことを意味し、これは、1日絶食でもすればさっぱりと治ってしまいますが細菌性の急性下痢は少々やっかいです。

食中毒や赤痢にかかると、腸内の病原菌が異常な活動をするため激しい下痢が起こります。

高熱を伴う、便に血液や粘液が混じるなどの症状が現れたら危険信号と考えてよろしいでしょう。

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