過敏性腸症候群に良い食材

食材を選ぶ女性

過敏性腸症候群では特別禁止する食品は無いとされます。

症状が重い時はある程度の食事についての制限はありますが原則としては健康な人と同様の食事で問題ありません。

栄養はバランス良く、腸管の機能の調整するために不足しているものを補い食べ過ぎに良くない食べ物に気をつけることが大切です。

このような食事法は、過敏性腸症候群であるかどうかは問わず継続していれば体調は良くなります。

気をつけることは制限がストレスにならないようにすることです。

下痢にも便秘にも大切な食物繊維

食材で最も大切なのは食物繊維で、食物繊維は栄養素である、タンパク質、脂肪、炭水化物、ビタミンといった栄養素とは別系統の食品の成分です。

食事で摂取してもほとんど消化吸収されず大腸まで届き便のもとになります。

以前はこのような特性から、栄養の無い無駄な食べ物と考えられていましたが健康に良いとされる様々な作用が発見されてからは5大栄養素に次ぐ重要な栄養素として重要視されています。

食物繊維に関する詳しい解説はコチラ

食物繊維は大きく分けると、水に溶けにくい不溶性食物繊維と水に溶けやすい水溶性食物繊維に分けられ不溶性食物繊維は植物の細胞壁の成分です。

不溶性食物繊維である、セルロース、へミセロース、リグニン等は野菜や芋類、きのこなど繊維質な野菜や果物に含まれキチンはエビやカニなどの甲殻類の殻に含まれます。

水溶性食物繊維は植物の細胞内に貯蔵されたり、分泌される成分に含まれます。

野菜や果物に多く含まれるペクチン、こんにゃくに含まれるマンナン海藻類に含まれるアルギン酸などがあります。

過敏性腸症候群での食事で注意をすべきは不溶性食物繊維も水溶性食物繊維も便の成分として欠かせないところです。

便は7割程度が水分で、残りが食物繊維や腸内細菌や老廃物でできています。

水分が多すぎると軟便や水様便になり、水分が少なすぎると硬い小さな便となります。

食物繊維の摂取が十分であると、余分な水分は吸収され軟便や水様便ではない調度良い硬さの便になります。

便が硬く小さな便の時は、食物繊維が十分だとかさも増えて硬さも調度良くなり排便がしやすくなります。

また、食物繊維には腸内の有害物質を吸着して便として排出する働きがあります。

水溶性食物繊維は水分の吸収や保水性が高く、コレステロールや糖分の吸収を低下させるので生活習慣病予防にもなります。

刺激の強い食材は避ける

腸管が敏感な時には控えたほうが良い食品があり香辛料、アルコール、炭酸飲料、カフェインなどがそれに該当します。

また、便秘の食事とは反対に、冷たい飲料などを一気に飲むと刺激が強いので避けたほうが賢明です。

夏場はアイスなどを食べたくなりますが摂り過ぎには注意し温かいものや体を温めるような食品を摂るとよいでしょう。

アルコールはビールに換算すると1日大瓶1本が適量とされます。

カフェインの多いコーヒーも飲み過ぎに注意しましょう。

また、乳糖、果糖、ソルビトールは摂り過ぎるとお腹を下すことがあります。

乳製品は、摂るとくだすようであれば体調が良くなるまで控えたほうが良いでしょう。

果物は食物繊維が豊富なためある程度は食べたほうが良いでしょう。

下痢を止める食事法

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