肝臓の病気 リスクチェック|肝臓病・糖尿病・肝炎・肝臓がん

中の良い老夫婦

肝臓病・糖尿病リスク チェック

肝臓は胸とお腹を分ける横隔膜の右下にあり、右の肋骨の中に格納されています。

肝臓の仕組みと働きの解説

人体の臓器でも最大の臓器で成人で1000g程の重さがあります。

肝臓には心臓の大動脈から酸素を多く含んだ動脈血を運んでくる肝動脈と、腸から吸収された栄養分を多く含んだ静脈血を運んでくる門脈という2つの血管から血液を受け取ります。

これらの血液は肝臓の中に入り最終的に類洞と呼ばれる細かい血洞を通って肝静脈から下大静脈へ注ぎ心臓へと戻ります。

類洞では、血液と肝細胞との間で栄養分や酸素のやりとりが行われ、また、肝細胞からは不要な物を胆汁と一緒に胆管へ排出します。

胆管は次第に太くなり胆汁は胆嚢へ蓄えられ食事の時に十二指腸へ流れる仕組みになっています。

以上のように肝臓では栄養分を取り込んで必要な成分に変える代謝という働きをする重要な臓器となります。

一方で、不要な物質を解毒したり胆汁に排泄する働きをしています。

肝臓の機能

  • 栄養分の貯蔵
  • 胆汁を作り不要物と一緒に捨てる
  • 体に必要な物質を作る
  • 脂肪、糖、ビタミン、タンパクの代謝
  • 不要になったホルモンの破壊
  • 有害物質の解毒
  • 薬の代謝

肝臓の働きが機能しなくなることを肝不全と言います。

肝不全になると人体に必要なものを作れなくなり栄養分の円滑な代謝が行われなくなり、また、毒素が溜まり胆汁が流れなくなると黄疸になります。

生活習慣病と糖尿病の血液検査

B型C型肝炎リスク

B型肝炎ウィルス陽性者をキャリアと呼びます。

B型肝炎ウィルスのキャリアはB型肝炎ウィルスの抗体検査で診断されます。

抗原や抗体の有無やDNA量をチェックして病態が把握されます。

B型肝炎ウィルスの詳細について

日本でのB型肝炎ウィルスのキャリアの多くは3歳未満で母親から母子感染し持続感染が成立して9割はジェノタイプというウィルスの型であるとされます。

日本では130万人のキャリアが存在すると言われ治療の対象は全体の10~15%であるとされます。

B型肝炎ウィルスのキャリアの多くは25~30歳までに肝炎を発症し多くは抗原が消失して抗体が出現する、ウィルスの増殖が低下あるいは停止し肝機能が正常化して臨床的に治癒することが多いとされます。

抗原陽性活動性慢性肝炎の例でも男性で5~7%女性でも10%前後の確率で治癒するとされます。

自然経過で治癒する可能性が低く病態が進行する確率が高いと判断されると積極的な治療対象となるとされます。

C型肝炎ウィルスは一度感染すると急性肝炎を引き起こす。

C型肝炎ウィルスのキャリアで自然に治癒する人は全体の10~30%とされ、多くは慢性感染に移行するとされます。

C型肝炎ウィルスの詳細について

何故慢性感染が成立するかは解明されていませんがC型肝炎ウィルスが変異するため、人のC型肝炎ウィルスに対する免疫応答が低下するためなど理由があると考えられています。

慢性感染が成立すると、暫くの間は肝機能が正常の非活動性肝炎の状態が続き、その後、活動性になり肝機能が悪化するケースが多いようです。

慢性活動性肝炎が進行すると、徐々に肝臓の線維化が進み肝硬変へ進展するとされ、通常では、ウィルスの感染から肝硬変に移行するまで平均30年かかるとされます。

肝硬変が進行して肝機能が低下すると肝不全になる可能性がある一方で、慢性感染が成立した人でも肝機能の正常値を持続できる人もいます。

C型肝炎の問題は肝細胞癌が高率に発生することで、肝細胞癌は線維化が進行するほど高率で発生するとされます。

肝硬変に進行した場合、8%前後に発症するとされ慢性肝炎でも5%前後で肝細胞癌が発生するとされます。

これを早期に発見するためには定期的な検査が必要であるとされています。

自宅で出来るB型肝炎C型肝炎検査

肝臓癌リスク チェック

飲酒と肝臓がん

飲酒が肝臓に悪いことや、大量の飲酒習慣が肝硬変の原因となることは広く知られています。

肝硬変から肝がんへ進行することもあるので飲酒は肝がんの原因となると長らく考えられてきました。

肝臓がんの原因についての解説

日本人の肝臓がん発症率は高いとされますが、その9割以上はB型肝炎ウィルスやC型肝炎ウィルス感染が原因となっているとされます。

日本人にはお酒に弱い人、つまりアルコールの代謝物であるアセトアルデヒドを分解する酵素の働きが弱いタイプが多いので飲酒の肝がんへの影響も欧米人とは異なると考えられます。

肝炎ウィルス感染による肝ガンリスクと飲酒習慣の影響

日本では、前述した通り肝炎ウィルスの感染による肝がんが9割を占めアルコール性肝硬変から肝がんへ進行するケースは多くないとされます。

飲酒による直接的な肝がんへのリスクよりも肝炎ウィルス感染者の間で、飲酒により肝癌リスクが高まるかどうかが問題になります。

飲酒習慣が肝炎ウィスル感染者の肝がんリスクを増大するメカニズムとしてウィルス増殖の促進、C型肝炎ウィルス遺伝子の突然変異の蓄積肝細胞死の増大、免疫反応の抑制、過剰、酸化ストレスの増大など様々な要因が関係していると考えられます。

ガン血液検査キット

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