ビタミン・ミネラルの役割

アルファベット

人間の体に必要な栄養素は30種類あるとされ糖質、脂質、タンパク質に加えビタミン、ミネラルなどがあり5代栄養と呼ばれています。

中でも必要量が多い、糖質、脂質、タンパク質を3大栄養素と言います。

これに対して、ビタミンとミネラルの必要量はわずかなので微量栄養素呼ばれ区別されています。

3大栄養素の内、糖質と脂質は生命活動のエネルギー源として利用されます。

糖質は食物中に最も多く含まれる栄養素で、穀物に含まれる炭水化物から得られ、この栄養素は体中の細胞に届けられます。

また、脳は体の中でも多くのエネルギーの消費がなされますがブドウ糖は蓄えておくことが出来ないので、糖質の摂取は大変重要でもあります。

糖質は炭水化物とも呼ばれますが、炭水化物と呼ばれる場合は食物繊維も含まれます。

脂質は、肉や魚など以外に植物にも含まれ、皮下脂肪や内臓脂肪として蓄えられていて、活動時にはエネルギーに変換され、細胞膜や神経組織の構成成分としても使われています。

タンパク質は、肉や魚などの動物由来の動物性たんぱく質と大豆などに含まれる植物性タンパク質があります。

タンパク質は体の抗生物質になり、筋肉や臓器、皮膚などの主要成分としても使われます。

その他、病原体から体を守る免疫抗体やホルモンの成分にもなるなど体の機能を保つため重要な働きがあります。

食事で摂取した物はそのまま体内に吸収されるわけでは無く、栄養素が体内で活躍するためには、消化と吸収という工程が必要になります。

消化とは、栄養素が消化管の壁を通り抜けられる程度まで小さい状態に分解されることを指し、口、小腸大腸で行われます。

一方で、吸収とは消化管の壁を通り抜け体内に取り込まれることを指します。

糖質、脂質、タンパク質も、体の構成成分や活動のエネルギーになるためには、体内で消化液と混ざって分解され、小さな分子にまでならなくてはいけません。

この消化や吸収は代謝と呼ばれる働きのうちの一つです。

代謝はこの他には細胞が生まれ変わることや、ホルモンが分泌されること体に不必要な物質が排出されることなどあらゆる生理機能が含まれます。

この代謝は、酵素という物質がないと成り立ちませんが酵素とは、それぞれ決まった化学反応にしか使われないので体内には数百種類の酵素が存在します。

3大栄養素の分解に使われる酵素は消化酵素と呼ばれ胃、膵臓、腸などから分泌される消化液に含まれます。

例えば、糖質の一種であるデンプンは、口の中で分泌される唾液アミラーゼなど数種の消化酵素によって糖質の最小単位であるブドウ糖になって吸収されます。

代謝を行うためには酵素が必要ですがこの酵素にはビタミンやミネラルがなければ役に立ちません。

酵素はビタミンやミネラルの働きがないと働けないのです。

酵素の主要な成分は細胞で作られますが、これはアポ酵素と呼ばれ食べたものに含まれるビタミンやミネラルがアポ酵素と結合することで完全となるホロ酵素となるのです。

ビタミンやミネラルが不足すると、ホロ酵素が作られなくなるので化学反応が起こせず体に欠乏症として顕在化します。

ビタミンやミネラルは、栄養の吸収を助ける大切な栄養素なのです。

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