エルシニア菌の特徴と予防法

エルシニア菌

(提供元:国立感染症研究)

感染源は、食肉、ミルク、ペットなどの動物とされ、エルシニアに汚染された飲食物を摂取することが、通常の感染経路です。

食肉を介する感染が中心ですが、犬、猫などのペットや害獣であるネズミなどの保菌動物の排泄物から二次汚染した食品や飲料水の可能性もあります。

症状

摂取後、発病するまでの潜伏期は、1-11日とされ主な症状は、発熱、腹痛、下痢で、しばしば血便となることもあります。

そして虫垂炎のような強い腹痛におそわれます。

大人と幼児では下痢の症状が違い、大人の場合の下痢回数は1日2~4回ほどですが2歳以下の幼児では、なんども下痢を繰り返し、軽い発熱もみられます。

発熱とともに発疹が出ることも多く、発疹性の食中毒にかかったらエルシニア食中毒の可能性があります。

特徴

5度以下の環境でも生存できる低温細菌で冷蔵庫の中でも増殖するため注意が必要です。

家畜 牛

この細菌は自然界では河川や井戸など広く分布しており家畜が感染する可能性が高く、食肉にも感染します。

細菌の増殖速度は遅いため、調理後の早めの飲食と調理時の十分な加熱で予防することができます。

日本では、豚の保菌率13%、豚肉8%、ペット数%とされます。

予防法

豚肉はよく加熱して食べるようにし、調理時の加熱は十分にして、調理後は早めに食べて調理後の冷蔵庫での長期保管は控え、食肉などを保存するときは、他の食品と分けて、できるかぎり冷凍保存しましょう。

また、まな板、包丁、ふきんなどはよく洗い、熱湯や漂白剤で殺菌すると良いでしょう。

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