カンピロバクターの特徴と予防法

カンピロバクター

(提供元:国立感染症研究)

生の鶏肉や牛肉が感染源になることが多く生乳などの畜産品からも見つかるケースもあります。

下痢等の症状があるか、もしくは一見健康そうな家畜(牛、豚、鶏)、あるいはペット(犬、猫)などの腸管内にもカンピロバクターは存在し、これらの動物の排泄物により汚染された食品や水を介して人に感染します。

また、比較的少ない菌量(100個程度)で感染が成立することから、小児ではペットやヒトとの接触によって直接感染することもあります。

鶏肉などの肉類は本菌により汚染されている可能性も高く、そのため、これらの食品はカンピロバクター食中毒の主要な原因食品にもなっています。

また、この菌は低温に強くて4℃でも長期間生存しますので、冷蔵庫の保存でも安心は出来ません。

症状

カンピロバクター感染症では、発熱、腹痛、下痢、血便を伴う腸炎症状がみられ、治療をすれば2-5日で回復することが多いのですが、時に症状が長引く場合もあります。

また、まれに虫垂炎や腹膜炎等の下痢症以外の症状がみられることもあります。

菌が体内に侵入してから発症するまでの潜伏期間が比較的長く、一般に2-7日間かかるのも特徴です。

特徴

他の病原性細菌より少ない100個でも発症します。人から人へ直接感染するケースもあります。

予防法

十分な加熱と、肉類の調理器具の使い分けが大切です。

生肉を触れないようにして、素手で触れた場合は必ず手を洗ってから他の食材を取り扱うようにしましょう。

このページの先頭へ