精神性多汗の手術

精神療法が効かない人や汗を減らしたい人が利用

緊張した時などに手のひらに汗をかいてしまうということは誰しもあることです。

しかし、ちょっとした緊張や少しの気温の変化でも多量の汗を手のひらなどにかいてしまう人もおりこのような症状を精神的発汗と呼んでいます。

精神性発汗は基本的に心理療法が中心となりますが

  • 精神療法の効果がなかった人
  • 精神療法を行う十分な時間がない人
  • 短期間で汗を減らしたい人
  • ある程度の効果があれば自信を回復できそうな人
  • ワキガとの混合型の人

などに該当する人は手術をするケースもあるようです。

精神療法は多くの時間を要することが多くなかなか働いている人にとって通院するのが難しいのが現状です。

ワキガ治療との相違点

精神性発汗の手術に適している手術法は直視下剥離法であるとされています。

真皮層の剥離する部位をワキガ治療の時よりも厚くするのが特徴です。

これは、皮膚より薄く剥離することで削除されるエクリン腺の量が増えるからです。

脇の下のエクリン腺は、毛が生えている部分だけではなくその周辺にも多数あるのでワキガ治療の時よりも広範囲の剥離が行われるとされています。

ワキガとの混合型

精神性発汗とワキガとの混合型の人の場合は、エクリン腺とともにアポクリン腺ともいえるような汗腺の存在があります。

これは、両腺が一体となった混合腺であるアポエクリン腺であると推察され手術による減汗効果が非常に高く汗腺を完全に摘出することが多いようです。

わきが手術

副乳多汗症の治療

通常は女性の乳房は左右に一対だけあるものですが稀に副乳とと言い身体の脇にもある人がいます。

この場合、脇の下に副乳の腺組織がみられることが多いようです。

このような人の場合、ワキガの手術で副乳をエクリン腺やアポクリン腺と一緒に摘出すると、術後の減汗効果が高くなると言われています。

乳腺組織は発生学的には汗腺と同様の形態であり副乳が発汗量を増やしていると考えられています。

ワキガ多汗で悩まれている女性が、ワキガ型でも精神性発汗でも無い場合は副乳多汗症であることが多いようです。

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