水虫の種類と足以外にできる水虫の種類

悩む男女

水虫の種類

水虫には様々な種類があります。

足の指の間の皮が向けるタイプを趾間型(しかんがた)足の裏に水ぶくれができるタイプを小水泡型(しょうすいほうがた)があり、これらは外用剤など皮膚の表面からの対処が有効とされ足の裏が硬くなるタイプを角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)と呼び皮膚の外側からの対処だけでは難しいとされ、飲み薬との併用が必要になるとされます。

同じタイプの水虫でも炎症やかぶれなど細菌感染を併発している場合もあります。

根治しないと何度も再発することで知られていますが、これは症状が軽快すると治ったと思い対処をしなくなるのが原因です。

水虫は余程のことが無い限り命を落とすことが無いとの考えから痒みや臭いを我慢していれば良いと考えがちです。

また、仮に水虫が完治しても生活環境が変わらないと再発することもあり、家族に誰か水虫の人がいるとすると、再感染するリスクは高まります。

床やカーペットなどに家の中にいたるところで水虫菌がうつる経路があります。

家族全員で水虫の治療をするとか、掃除や洗濯をこまめにして水虫菌を掃除する対策が必要です。

このように、日常の生活に水虫菌をうつしやすい環境が多くあることや、家族と同居している場合は、1人だけ治しても再発する可能性があることから水虫は治りにくいというイメージが定着したものと考えられます。

3種類の足の水虫

趾間型(しかんがた)水虫

日本人の水虫で最も多いタイプとされ、特に薬指と小指の間に生じることが多いとされています。

感染初期では、指の間が赤くなったり薄い皮が剥けたりするとされます。

進行すると皮膚が白くふやけたり、剥けて赤くただれたりします。

水疱を生じる場合は指の間の皮膚が厚く硬くなる場合もあり、このタイプの水虫は強い痒みを伴います。

小水疱型(しょうすいほうがた)水虫

足の裏で特に土ふまずや足の指の付け根に近い部分などに水泡がいくつもできるのが特徴です。

水疱は大小様々で寄り集まってできたり、個々にできたりします。

水疱は放置すると乾燥しかさぶたになって剥がれ落ちますが無理に剥いたりするとビランになります。

このような状態が春から夏に出現して痒みを伴います。

角質増殖型(かくしつぞうしょくがた)水虫

足の裏全体で特にかかとの角質層が厚く硬くなり、皮はボロボロと剥がれ落ちて、アカギレのようにヒビ割れも起こします。

このタイプでは、水泡ができたり痒みは伴いませんが冬場に乾燥してくるとかかとにヒビ割れを起こし痛むことがあります。

夏よりも冬場に症状が強くなる水虫で老化現象や肌荒れアカギレに間違われて放置される事が多いとされます。

このかかとが硬くなるだけで痒くならないタイプの水虫は、原因菌に対して免疫反応が起こらなくなった状態を指します。

白癬菌は長い時間が経過すると免疫反応が弱くなる傾向があるようで、このような形態になったタイプを角質増殖型の水虫と呼ばれています。

炎症は免疫反応

趾間型と小水疱型の水虫では角質層に白癬菌が根を張ると皮膚に炎症反応が出ます。

角質層に入った白癬菌は高温多湿の増殖に適した環境では角質が剥がれ落ちるより早く角質層の中で増殖します。

白癬菌が定着すると免疫細胞が白癬菌のいる部位に集まり排除しようとします。

その結果、皮膚が赤くなったり、水泡ができたり、痒みが生じるのです。

水疱になると周囲から白癬菌は逃げ出して炎症の軽い方へ移動します。

足以外にできる水虫の種類

爪にできる水虫

爪の水虫である爪白癬は老化現象や外傷による変形と間違われやすいのが特徴です。

しかし、このタイプの水虫は外部からの対処が難しく白癬菌が原因であることがわかっても治療が難しかったのが現状です。

現在は新しい抗菌内服薬が登場しこの種の水虫にも対処することが可能となりました。

この爪水虫に感染している日本人は1200万人いると考えられ、60歳以上の高齢者は5人に2人が爪白癬に感染しているとされます。

長い間水虫を放置した結果、進行した方が多いようです。

爪白癬は、直接的な症状はありませんが、爪の変形により運動に支障が出たり、美容上で外観を損なうことになります。

また、恒常的に白癬菌を保持することになり、他人や家族に対する感染源になります。

この爪水虫は白癬菌が爪の中に定着して起こるもので水虫の放置が原因で足の水虫が爪に定着して起こすことが殆どのようです。

白癬菌は爪の先端の下や、爪の脇から入り込み、定着した部位の爪の角質が増殖して爪の先が厚くなり混濁して黄色や白色になります。

定着した部位は爪がもろくなり、爪の破片が崩れやすくなります。

爪の水虫にはこのタイプが多く、その他には、爪の表面に白い膜を作るタイプや爪の根元から侵されるタイプ爪全体が変形してしまうタイプがあります。

手にできる水虫

手にも水虫ができることがありますが発生頻度は低く足の水虫の20分の1程度とされます。

水虫の感染源である白癬菌を含む垢が感染媒体となりますが、手に付着すること自体少なく、1日以上付着しないと感染しないため手で発症するケースは稀であるとされます。

洗浄される頻度が手のほうが多く、常に外気に晒されて湿度も温度も白癬菌が定着できる環境ではないことが発症頻度の低さの理由であると考えられます。

しかし、足の水虫を頻繁に触れたり、手の洗浄をしないと感染する可能性があるので注意が必要です。

手にできる水虫の多くは角質増殖型で水虫からの感染が殆どです。

痒みはありませんが、湿疹や手荒れが症状としてあらわれます。

手の症状が手の平から指先へ広がるようであれば水虫の可能性が高いとされます。

体や股にできる水虫

白癬菌が付着した垢に長時間接触することで水虫菌に感染するのは手や足に限ったことではなく体のいたるところで発症します。

全身の中で、股にできるものを股部白癬(いんきんたむし)と言い、それ以外の部位のものを体部白癬(たむし)と言います。

どの白癬菌感染も激しい痒みが症状です。

体部白癬(たむし)は顔から手の甲、足の甲まで、体中に発症します。

感染初期は、小さな赤い発疹から始まり、やがて周辺部に広がり、輪のように広がりますが、輪の中心部は平で淡い褐色になります。

股部白癬(いんきんたむし)は股に白癬菌が定着することで発症し、股に赤い弓状の隆起が生じて、淡い褐色の色素沈着を伴います。

股部白癬は、股にはできても陰嚢にできることは稀であるとされます。

毛にできる水虫

子供の髪の毛が部分的に脱毛している時は白癬菌の可能性があるとされます。

白癬菌が頭皮の毛穴や毛髪に入り込み頭皮に炎症を起こし進行すると脱毛になります。

子どもや高齢の女性に多いとされ、子供の頭部白癬はペットからの感染が多いとされます。

毛穴に菌が棲み着き、毛が切れたり、脱毛斑が生じたり薄く皮が向け、痒みはあまり出ないとされます。

毛穴が赤く腫れることもあるとされ、患部の毛は軽く引っ張るだけで抜けてしまうことが多いとされます。

このページの先頭へ