乳酸菌とアトピー

アトピー性皮膚炎は、花粉症やぜんそくと共に、アレルギー性疾患の一種で、大雑把に言うと、乾燥を防ぐ防御機能が異常を起こしている状態です。

一体どういった理由でアトピーが発生するのかは目下のところ具体的に解明されていませんが、腸内の免疫機能に異常があったり、また女性で起こりがちな性病、ガンジタ症と同様に皮膚に元から存在する常在菌が爆発的に増えた場合にアトピーが起こったり、遺伝子的な要因が考えられると示す学者も存在します。

また近代では環境による発症も大きな要因の一つと考える学者も多いのです。

例えば車や工場などからの有毒な排気ガスや中国からの黄砂、PM2.5を始め、水道水、食品添加物に遺伝子組み換え食品、家の建材などとして利用される化学物質など様々な科学物質に、私達は日頃から晒されているのです。

近代日本では何かしらのアレルギーやアトピーの症状を持つ総患者数は約30%も存在するとも言われ、単体のアレルギーやアトピーだけではなく複数のアレルギーにかかる事も珍しくありませんし、また合併症に感染することも少なくありません。

以上に挙げたアトピーの原因として考えられるものの内、大気汚染に関しては、外出時はマスクを着用したり、家では、行き届いた掃除をすることや空気清浄機を利用したりすることで改善の余地がありますし、水道水についてはこれもフィルターを利用する事で体への負担を減らす事も出来ます。

食物についてはなるべく産地が明記され、農薬を使用していないものを選ぶようにしたり、遺伝子組み換え食品を意識的に避けるように心がけましょう。またもし可能であれば野菜などを家で作るようにしてみても良いと思います。

それ以外の要因が原因でアトピーの症状があれば、腸の免疫力を上げる事で改善する可能性があります。

腸には大きくわけると二つの免疫機能が存在します。一つ目は肥満、高血圧などの生活習慣病にならないようにする機能で、もう一つは風邪や癌などを退治したり、自律神経を整える機能まで備わっています。

つまり、整った腸であるという事は即ち心身が健康であるといっても良いでしょう。

ではどのように腸を整えるのか、ですが

・食物繊維を摂る。

・規則正しい食事・生活をする。

・ストレスを溜めない。

・乳酸菌を摂る。

これらの五大柱を意識して生活するようにしましょう。特に取り入れやすいのは乳酸菌で、味噌汁や納豆、漬物や日本酒からも摂取できる他、最近ではどこでもヨーグルトや、飲むヨーグルトが手に入りますから、お昼ごはんのお伴に毎日一本飲んでもいいかもしれません。またサプリメントを用いるという方法もあります。

腸の働きが活発になる事で、腸内が浄化され便秘が改善したり、睡眠時にきちんと体が休まるようになったり、体調も改善し、アトピーをお持ちの人もお肌がいい状態に変わっていくでしょう。

ひどい場合はもちろん医師にかかる事は重要ですが、日常から腸の免疫システムを向上させるように意識づけると良いでしょう。

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