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子宮がん

子宮頸部に発生した癌を子宮頚がん、子宮体部に発生した癌を子宮体がんと言います。

この2種類の癌を合わせて子宮ガンと呼び、日本では子宮頸がんが子宮がんの約8割を占めます。

子宮ガン(子宮頸がんと子宮体がん)の原因と症状

子宮頸ガン

子宮頸ガンには、子宮口近くに出来る扁平上皮がんと内側に出来る腺ガンとがありますが、多いのは扁平上皮がんです。

原因はヒトパピローマウィルスの感染が原因とされ、性行為により感染します。

出産回数の多い人や10歳代から性交渉のあった人、中絶経験のある人に多いとされます。

日本人女性にとって、胃がんに次いで多いガンですが、検診の普及で早期発見が可能になり死亡率は減少しています。

30歳を過ぎたら子宮頸がんの検査をすると良いでしょう。

症状

初期には症状が少なく、不正出血により気づくことが多いとされます。

性交の際に出血する事が多く、がん特有の症状ではないため月経不順や閉経前の不規則な月経と思う事が多いようです。

分泌物が冷えますが初期には下腹部痛も少ないためそのまま経過させてしまうことがしばしばです。

更に進行すると、出血、おりもの、下腹部痛、排尿困難、全身の衰弱、血尿や血便などの症状が出ます。

子宮体がん

子宮体がんは、子宮体部の内膜がガン化するもので、子宮内膜がんとも呼ばれます。

日本では多いガンではありませんでしたが生活習慣の変化で増加傾向にあります。

原因は、エストロゲン(卵胞ホルモン)が深く関わっているのではないかと考えれれています。

症状

初期はほとんど無症状で、自覚症状があらわれると不正出血やおりものの不調があらわれます。

閉経後だと不正出血にも気づきますが、閉経前後だと月経不順だと思い発見が遅れる事も有り、定期健診が早期発見につながります。

卵巣がん

卵巣がんには様々な種類があり、最も多いのは卵巣の表面を覆っている上皮細胞から発生する腺がんで原発性とされ、一般的に卵巣がんと呼ばれるガンはこの種のガンを指し、他には、胃や乳房から転移したガンなどがあります。

卵巣ガンの原因と症状

症状

卵巣腫瘍は良性でも悪性でも無症状であることが多いとされます。

下腹部に何かしこりがあるとか、張った感じがするのが初期症状で、見逃してしまう事が多いので注意しましょう。

乳がん

乳房の皮膚の下には、母乳を作る乳腺の組織がありますがこれが乳房で、この乳腺にできる悪性腫瘍が乳ガンです。

乳腺の病気で命取りになるものは乳ガン以外には無いとされ、他の部分にできたガンが乳腺に転移することも無いとされます。

乳ガンの原因と症状

症状

乳房にしこりを感じるのが最初の自覚症状で、しこりはチェック法をマスターすれば自分で発見する事もできます。

乳がんは自分で発見できる唯一のがんなので自己検診方法をマスターすると良いでしょう。

ガンの発生は乳房の外側上部に最も多くみられ全体の半数近くがこの部位であるとされます。

外陰がん

大陰唇、小陰唇、クリトリスなど、外陰部に発生するガンで発生率は高くありません。

外陰ガンの原因と症状

症状

初期症状の一つに、外陰部の疼痛があるとされ、外陰萎縮症を合併すればかゆみを感じるとされます。

多くの人は、外陰部に腫瘤を感じて見つかることが多いとされます。

腫瘍の表面が破れるとおりものや出血がみられるようになります。

膣ガン

膣に発生するガンで発生頻度は高く無く、50歳以上で出産回数の多い人に発生しやすいと言われています。

膣壁は薄くてリンパ管も多いので進行が早く、他の臓器に転移しやすいとされます。

膣ガンの原因と症状

症状

主な自覚症状は、不正出血とおりもので閉経前後の人は閉経に伴う月経不順と間違えやすいので注意しましょう。

卵管ガン

卵巣と子宮をつなぐ管がありその部位に出来るのが卵管ガンです。

卵管ガンの原因と症状

症状

初期症状は少なく、おりものに血が混じったり、黄色みを帯びたおりものがでます。

絨毛がん

妊娠した時に胎盤になる絨毛上皮細胞から発生した癌です。

絨毛ガンの原因と症状

症状

不性器出血が主な症状とされますが、転移した場所により異なる症状が出ます。

脳に転移すると頭痛、嘔吐、意識障害、肺では呼吸困難と血痰などで、胃では嘔吐、下血などの症状が起こります。

胞状奇胎や流産、分娩後に不正出血がある場合は、絨毛癌の注意が必用です。