月の写真

経血量の異常で多すぎる場合を過多月経、少なすぎる場合を過小月経と分類されています。

これらの月経異常は、稀発月経や頻発月経を併発しているケースもあるとされます。

過多月経

月経の出血量には個人差がありますが正常な範囲は50~120mlとされます。

出血量が多い日でも2時間毎にナプキンを交換すれば大丈夫という人は問題無いとされます。

それ以上に頻繁に交換が必要な場合は過多月経とされます。

月経は通常は3~7日間とされますが8日以上出血が続く場合は過多月経と考えられています。

また、大きな血のかたまりが混じる場合も過多月経とされます。

子宮内膜は血液を固まりにくくする成分を分泌していますが月経の出血量が多すぎると追いつかなくなり経血が塊になるとされます。

また、経血量が多すぎると貧血の症状が出るので注意が必要とされます。

過多月経の原因として、無排卵性周期症や黄体不全機能不全症など卵巣に問題がある場合と子宮筋腫、子宮内膜症など子宮そのものに病気がある場合が考えられます。

卵巣に問題がある場合は、思春期に多くホルモン療法で周期と月経の出血量を正常に戻す方法がとられます。

子宮に問題がある場合は、背景にある病気の治療がなされます。

ホルモン剤による治療や症状によって子宮の摘出手術がなされます。

過小月経

月経の出血量がナプキンを使わなくてすむほど少なかったり茶色のおりもの程度の月経血しか出ない、2日以内で終わってしまうなどの場合を過少月経と言います。

子宮の発育不全や子宮内膜の萎縮、ホルモンの分泌異常無排卵などが原因と考えられます。

この他、避妊中絶手術がきっかけとなり子宮内膜が萎縮して過少月経となることもあります。

基礎体温を記録しておくと婦人科での診断がスムーズになります。

経口避妊薬を服用している場合は、子宮内膜の増殖が減少するため過少月経になることがあるとされます。

また、閉経が近づくと過少月経になりやすいとされます。

早発月経、晩発月経、早発閉経、晩発閉経

初潮の平均年齢が12~13歳とされ、10歳未満で初潮がある場合は早発月経とされています。

また、初潮が早過ぎると成長が早く止まるケースがあるとされます。

15歳では98%の女性に月経がみられるとされ、15歳を過ぎてから初潮が来た場合は晩発月経と呼ばれます。

18歳までに初潮があればそれほど問題が無いとされます。

15歳までに初潮が無い場合は原発性無月経¥の可能性があるので医師の診断が必要です。

閉経前の数年間では月経周期が不規則になりますが最後の月経から1年間月経が無い場合は閉経とされます。

閉経の平均年齢は50歳前後とされ、43歳未満の閉経を早発閉経と言います。

早発閉経では、女性ホルモンが働いていなければならない時期に閉経によってホルモンの分泌が減少するために様々な障害が起こる場合があるとされます。

この場合では、ホルモン治療が行われるとされ、55歳以上になってから閉経する場合は晩発閉経と言います。