妊娠中女性の散歩

前期破水

陣痛が起こる前に破水してしまう羊膜が破れて中の羊水が漏れ出ることを破水といいます。

通常は分娩開始後に子宮口が全開してからおこるものです。

しかし、それ以前に破水することも多く分娩開始前に破水することを前期破水といいます。

また、分娩開始後に子宮口が全開大にならないうちに破水することを早期破水といい、コチラの方はもう分娩が始まっているため問題のないものになります。

しかし、前期破水の場合はその後分娩開始されるまで時間があるのでその間に敗れた羊膜の間から細菌などが侵入する恐れがあります。

また、破水がおこればいずれ分娩となるわけですが時期が早ければ早産という事態になります。

そのため、治療は細菌感染防止を主眼に妊娠37週以降であれば早く分娩になるように36週以前であれば可能な限り早産を防止する処置がとられます。

常位胎盤早期剥離

母子ともに危険な状態になる緊急事態

通常生まれた後で子宮壁からはがれる胎盤が妊娠後期に突然剥がれてしまうことを常位胎盤早期剥離と言います。

めったに起こることではありませんが胎盤が剥がれ出血が起こり母子ともに危険な状態になります。

子宮内で大出血を起こすため顔面蒼白になりショック状態になることもあります。

妊娠中毒症で胎盤機能が低下して胎盤が剥がれてしまうほか糖尿病やお腹を強く打ったことなどが原因となります。

原因不明のものも有り、高齢の妊婦さんに多いと言われています。

緊急に帝王切開をしますが、胎盤が一部剥がれただけなら赤ちゃんは助かる可能性はあります。

しかし、全面的に剥がれた場合はいわば命綱が絶たれた状態となり生存が難しくなると言われています。