子供の手

日本人の約3分の1の人には何らかのアレルギーがあるとされます。

アレルギーには、喘息、アレルギー性鼻炎、アトピー性皮膚炎食物アレルギーなど様々な物があります。

アレルギー性疾患の発症にはアトピー素因が関与している他環境因子の影響も多いとされています。

アトピー性皮膚炎では、かゆみが大きな障害になります。

このかゆみを和らげるためには日常のスキンケが重要で、皮膚を良好な状態に保つためには外からのスキンケアに加え体の内側からのスキンケア、つまり食生活も非常に重要です。

本サイトの趣旨は、この子供のアトピーについて解説して皆様に健康な生活を送っていただき、また体質や腸内環境の改善を通して健康を維持していくために、アトピーの原因、種類、解消への取り組みについてわかりやすく解説していきます。

アトピー性皮膚炎とは

アトピー性皮膚炎の診断基準には、日本皮膚科学会と厚生労働省心身障害研究所の二つの基準があります。

両方共、「皮膚にかゆみがあること、特徴的な皮疹と分布があること、慢性の経過をとることが定義に入っています。

慢性とは、乳児では2ヶ月以上、その他では6ヶ月以上とされます。

アトピーとはアレルギー疾患の1種

アレルギーとはもともと免疫学の1分野における特殊な現象に対して付けられた名称です。

免疫というのは疾病から免れるということですから本来は人体にとって有益な現象であったはずです。

例えば病原菌が人体へ侵入すると発熱や出血などの症状が出てきます。

体内ではこの病原菌に対抗する抗体が増え、病原菌を補足し体外へ排出しようとする働きが活発になります。

その結果、病原菌は完全に消失し病気は治るというわけです。

こうしていったん治った人は、今度再び同じ病原菌が侵入してきても前回の発病で出来た抗体が残っていて、ただちにその病原菌を撃退するため発病しないということになる、これが免疫のシステムです。

つまり、本来は人体に有益な働きを指す状態といえます。

ところが、この抗原抗体の反応がゆきすぎて、人体に悪い影響を及ぼすような症状が現れる場合があり、これをアレルギー反応と言います。

アレルギー反応の分類

アレルギー反応にはⅠ型からⅣ型まであり、アトピーはⅠ型とⅣ型に分類されています。

型:Ⅰ型
名称:即時型
抗体:レアギンIgE
反応の場:肥満脂肪、好塩基細胞
疾患例:
気管支喘
じんましん
アレルギー性鼻炎
アレルギー性結膜炎
ペニシリンショック
アトピー性皮膚炎
皮内反応:即時型15~30分(発赤)

型:Ⅱ型
名称:細胞障害型
抗体:Cytophilic抗体
反応の場:標的細胞の表面
疾患例:
溶血性貧血
胎児赤芽球
皮内反応:-

型:Ⅲ型
名称:免疫複合型
抗体:沈降抗体
反応の場:血管壁または組織
疾患例:
血清病
ジフテリア
蛇毒
全身性エリテマトージス
皮内反応:3~8時間(発赤)

型:Ⅳ型
名称:遅延型
抗体:感作リンパ球
反応の場:血管壁または組織
疾患例:
アレルギー性接触皮膚炎
ウルシかぶれ
洗剤かぶれ
皮内反応:遅延型24~48時間

アトピーの現状

子供のアトピーが増えてきています。

子供のアレルギー病が増えてきていることは、新聞やテレビで既にご存知のことだろうと思います。

3人に1人の子供がなんらかのアレルギー疾患にかかっているという疫学的な調査もあります。

花粉症などはその一つで毎年春になると花粉症の患者が急に増え街はマスクをつけた人たちを多く見かけることでしょう。

一方、アトピー性皮膚炎も従来は子供の病気と考えられていましたが最近は成人型のアトピーも増えており、根治が大変難しい症状の一つと考えられているようです。

子供のアトピーが慢性的に数年も続き顔、首、胸などが真っ赤になりジュクジュクした滲出液で苦しんでいる姿を見ることは大変つらいものです。

また、アトピーでかぶれた顔を気にされて外に出たくなくなるケースもみられその苦しみが思いやられます。

自然環境の汚染や食生活のみだれなど、アレルギー病が増える条件の揃っているこの社会状況では、今後もますます増え続けるであろうことは容易に想像ができます。

アレルギー病は文明がもたらした疾患であると言われているからといって、あきらめるのではなく少しでも子供のアトピーが軽くなるように外部環境の改善だけではなく、腸内環境の改善をはじめ生活環境改善を進めなくてはなりません。

現在行われている治療法は、対症療法のみで根治療法ではないため逆に苦しんでいる患者さんも少なくないようです。

そこで漢方をはじめとして東洋医学や民間療法を試みる患者さんも多いようです。

新聞やインターネットの広告等でアトピーが治るといった治療法の紹介等が氾濫している中でどれが正しい治療法がわからに状態にあることでしょう。

当サイトでは特定の治療法をお勧めするサイトではございません。

あくまで情報の一つとしてご認識を頂いてご参考に頂ければよろしいかと思います。

お子様のアトピーの症状が少しでも軽くなるように心からお祈り申し上げます。

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