食事

食事と肥満予防

世界規模で小児や若年層に2型糖尿病の有病率が上昇していることがニュースになりました。

糖尿病とは、その名前の通り尿に糖がでる病気で糖尿病自体は特に痛みもなく、症状は疲れやすいやトイレが近くなったり、やせてしまうなどで、普段の生活では気がつきにくく、放置されやすい病気です。

その糖尿病が怖いのは、網膜症や神経障害などの合併症です。

子供の場合、すい臓からでるインスリンが何らかの理由で出なくなり、糖尿病になってしまう1型糖尿病が多かったのですが、今回の報告では、インスリンはでているが糖尿病になってしまう2型糖尿病が増えたという結果でした。

15年前は、子供の糖尿病で2型糖尿病の割合は3%未満で、ほとんどは1型だったのに対し、現在日本では若年新規糖尿病患者の80%が2型になっているそうです。

2型糖尿病の原因の多くは肥満です。

肥満になることで、いままでは大人の病気ということで成人病と言われていた生活習慣病が、子供にも多くなっているのが現状です。

人間はいままで飢餓状態の時代のほうが長く、食べ物が食べられないことが生きていく上で問題になってきました。

そのため飢餓に耐えられる体に設計されていて、食べられる時に栄養を貯めておいて、食べられない時にはそれを使うようになっているのが皮下脂肪です。

しかし、ここ50年ぐらいは、飽食の時代と言われ、食べ過ぎることが問題になっていて、体に脂を貯蔵しすぎているのが肥満なのです。

食事は生きていくためのエネルギーを確保することだけが目的ではなく、食べるという行為が楽しみであったり、ストレス解消にも役立っています。

肥満予防

ダイエットをしている方で、まったく油をとらない人がいますが、また油に溶けやすいビタミンAやビタミンEなど、脂溶性ビタミンが不足し肌がカサカサになります。

油は適量とることは良いことで、過剰にとってしまうことが肥満の原因になります。

なぜ油(脂質)をとりすぎると太ってしまうのかというと油(脂質)がエネルギーに変わる栄養素の中でもエネルギー量(カロリー)が一番高いからです。

たんぱく質 1g 4kcal

脂質    1g 9kcal

糖質    1g 4kcal

たんぱく質、脂質、糖質が含まれている割合は食品によって異なります。

脂質は1gあたりのカロリーが他の栄養素と比較して2倍以上あるため、脂質を多く含む食品ほどカロリーが高くなるわけです。

過剰にとってしまった脂質が使われなかった場合、体脂肪として蓄えられます。

肥満にならないためには、運動などでエネルギーを消費する機会を増やすのも大切ですが、まずは脂質をとり過ぎないように注意することから始めてみましょう。

2子供の免疫力