トイレへ向かう高齢者

高齢者に多くみられる症状として便秘や下痢があります。

特に下痢は脱水症や体力消耗の原因となるので注意が必要です。

考えられる病気の種類

消化不良、急性腸炎、食中毒、牛乳不耐症

抗生物質誘発腸炎、虚血性腸炎、過敏性腸症候群

過敏性腸症候群についての詳しい解説はコチラ

症状の観察

便の硬さや形状、量、回数、色について観察します。

タール便は上部の消化管からの出血の可能性があります。

便の色と形についての解説はコチラ

吐き気、嘔吐、腹痛などが伴うかを確認します。

微熱や喉の痛みなど風邪の症状があるかを確認します。

下剤の服用があるかの確認をします。

食べた物を確認し、食中毒を起こす可能性がある物を食べたかの確認をします。

経管栄養でも下痢を起こしやすいものがあるとされ注意が必要です。

肛門周辺がかぶれているかどうかの確認をします。

応急処置

下痢の場合は脱水症の可能性があるので、水分を補給しましょう。

高齢者には、お茶や湯ざましが良いとされます。

スポーツ飲料も水分の吸収が早い一方冷えると良くないので常温のものか温めてあげましょう。

下痢の時は、重湯やお粥など消化の良いものからはじめ症状の回復に合わせて固形の食物をあげましょう。

肛門周辺がかぶれることもあるので、お湯でよくふき皮膚を保護する軟膏を塗りましょう。

乳酸菌などは腸内の異常発酵を抑え腸の働きを助けます。

腸の異常発酵による便秘や下痢の場合には効果が期待できます。

下痢止めなど医薬品は医師に相談をして使用しましょう。

下痢、血便、嘔吐が止まらない時は、感染症や食中毒や重篤な病気の可能性があるので医師の診察を受けるようにしましょう。

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