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データ参照元:厚生労働省

梅毒 感染症 最新動向

梅毒もまた、男女比で比べると男性が圧倒的に多いのが特徴です。

年間報告数は2003年まで減少していましたが、2004年に増加に転じ、特に2006年、2007年はそれぞれ前年から約100例増加しています。

これを病期別にみると、早期顕症はI期、II期ともに2003年以降、無症候は2005年以降増加傾向がみられます。

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2004~2007年に報告された2,452例を病期・性・年齢群別にみると、早期顕症は、男性では10代後半からみられ、30代前半をピークとして20~40代前半に多く、女性では1例ではあるが10代前半からみられ、20代前半をピークとして10代後半~30代に多かったようです。

また、I期とII期の比率をみると、男性では1:1.1 であるのに対し、女性は1:1.9 と、II期での診断がより多かった。これは初期硬結などのI期症状は女性では自覚されにくく、ばら疹などII期症状の出現により受診することの影響が考えられます。

無症候は、男女ともに10代後半~90代前半で報告されたが、無症候の割合は、男性26%に対し、女性では46%と大きく、特に20代~30代前半に多いのが特徴です。

無症候の診断は、他の性感染症診断時、献血、手術前、施設入所前などの検査によると考えられます。

女性で無症候が多いのは、さらに妊婦健診、風俗店従業員の検診など検査の機会が多いことの影響が考えられます。

2004~2007年の報告例の感染経路は、

男性では性的接触(複数の経路が記載されたものを除く)が1,415例(うち75%が異性間)、

女性では性的接触が578例(うち86%が異性間)であった。性的接触以外では不明が多く、

その他には母子感染31例(うち2例は異性間性的接触もあり)、

輸血8例、静注薬物常用4例(うち3例は異性間性的接触もあり)、

針等の刺入4例(うち1例は性的接触もあり)、刺青3例(うち2例は性的接触もあり)、患者介護1例(性的接触もあり)などが報告されました。

梅毒の感染経路、症状、治療法の詳細はコチラ