解説する男性

日本人の死亡原因の第一位で4分の1を占めるるのはご存知でしょうか。

日本の癌による死亡者数は年々増加して、1981年には死亡原因の1位になり、それ依頼一位という順位は変わっていません。

また、1990年にはガン死亡者数は全国で約22万人に達し全死亡者数の4人に1人はガンで死ぬようになりました。

ガンを羅患しながら、死ななかった方もいるので実際には羅患された数は志望者数よりも多くなります。

癌の羅患者数は死亡者数の約1.7倍とされ、約37万人と推計されます。

・胃がん・子宮がんは減少傾向

日本人の癌死亡率の推移では、胃ガンは現在も尚多いがんですが死亡率は男女ともに1960年頃から低下傾向を示しています。

全がんに占める胃ガンの割合も1950年ころまでは約半分でしたが最近では約4分の1に減少してきています。

女性では、子宮がんの死亡率が1950年ごろから非常に低くなり、最近の死亡率は高かった頃の約5分の1にまで下がりました。

女性では、胃ガン、子宮がん以外に肝臓がん、食道ガンの死亡率も低下傾向にあるようです。

ただし、男性では肝臓ガンは増加して食道ガンは横ばい状態が続いています。

肝臓ガンと食道ガンで死亡率になぜこのような男女差があるのかは原因ははっきりしていないようです。

一方で、両方の癌に共通する危険因子である喫煙と飲酒の週間に男女差がありそれが原因の一つではないかとする考え方もあるようです。

・肺がん、大腸がん、乳がんは増加傾向

胃ガン、子宮がん、肝臓ガン、食道がん以外の癌の死亡率は上昇傾向にあるようです。

肺ガン、大腸ガン、膵臓ガン、胆道ガン、前立腺ガン、卵巣ガンなどは、

死亡率が上昇傾向にあり、乳がんの死亡率も上昇傾向にあるようです。

尚、白血病や膀胱ガンの死亡率はここ数年変化はあまり無いようです。

・減少しているガンの原因

胃ガンと子宮ガン死亡率が低下した原因として、

胃がん検診、子宮がん検診の普及やガンの診断、治療技術の進歩により命が助かる患者が増えたことがあげられます。

また、羅患率も低下していることから、救命率の向上以外にも原因があるようです。

原因は明らかではありませんが、胃ガンは摂取食品、食品の保存方法など食品衛生の向上も一つの原因であることが推測されます。

子宮ガンについては、女性の初婚年齢の高齢化、出産数の減少傾向、風呂の普及、栄養状態の向上などが原因として考えられています。

女性の食道がんや肝臓がんの死亡率の低下は、栄養状態の改善と肝臓がんについてはB型肝炎ウィルスの感染防止などではないかと考えられています。

・増加傾向にあるガンの原因

肺ガン、大腸ガン、胆道ガン、膵臓ガン、卵巣ガン、前立腺ガンなどが増えている原因は、癌によって異なると考えたほうが良いでしょう。

タバコの消費や食生活の変化が共通の要因として考えられているようで、日本のがん死亡率の推移は、欧米諸国の推移に近づきつつあるようです。

世界と日本のガンの比較

日本では、諸外国と比べて男女とも胃ガン、胆嚢ガン、胆管ガン、肝ガン、男性では食道ガンの死亡率が高くなっています。

逆に、皮膚がん、喉頭がん、口腔がん、咽頭がん、乳がん、卵巣がん、子宮がん、前立腺がん、膀胱がん、白血病、男性の肺がんは死亡率が低いとされています。

結腸がん死亡率も諸外国と比べ低い方ですが、直腸がんの死亡率は中間くらいだと言われています。

膵臓がん、甲状腺がん、女性の食道がんと肺がんの死亡率も平均的であるとされています。

全部位ガンの死亡率は男性では29位、女性では38位で日本は世界と比べ死亡率が低いとされています。

国や人種によって異なる死亡率

胃ガン:日本では最も死亡者が多いのですが、諸外国と比べても日本の死亡率は多角、男女とも2位を占めています。

世界で最高はコスタリカであり、最低はアメリカの白人です。

結腸ガン:日本では胃ガンの死亡率は低下傾向にありますが、結腸ガンは上昇傾向にあるようです。

しかしながら、諸外国と比べると日本の結腸ガン死亡率は相対的に低く男性では29位で女性では31位になっています。

肝臓ガン:日本の死亡率は男女ともに相対的に高く男性では2位、女性では5位となっています。

肝がんで死亡する率が高い国は、シンガポール、ギリシア、イタリアなどで逆に低いのは北欧諸国、ニュージーランド、アメリカの白人だとされています。

胆嚢・胆道ガン:国内の死亡率では低い方ですが、外国と比べると高率です。

男性では1位、女性では4位となっています。

肝がん死亡率の高いシンガポールやギリシアでは、逆に胆嚢・胆道がんの死亡率は低くなっているそうです。

アメリカ、イギリスでも胆嚢・胆道がんの死亡率は低くなっています。

肺ガン:日本では死亡率が男女ともに上昇していますが、諸外国と比較すると低く、男性では34位、女性では20位にとどまっています。

乳ガン:日本では徐々に死亡率が高くなり、子宮ガンの死亡率を上回っています。

しかし、諸外国と比べると日本人女性の死亡率は低く40位になっています。

子宮ガン:日本では著しい低下傾向を示し、外国と比較しても低くなります。

世界では、中南米と東欧が高く、フィンランド、オランダなどが低くなっています。

食道ガン:男性の死亡率は諸外国と比べて相対的に高いのですが、女性では低下傾向にあり、諸外国と比べても低くなっています。

膵臓ガン:欧米諸国に多いガンですが、日本でも増加傾向にあります。

外国と比較すると、男性では高く女性はやや低くなっています。

白血病:外国と比較すると相対的に低くなっているようです。

前立腺ガン:欧米諸国に多いガンで、日本ではそれほど多くはありませんが近年増加傾向にあるとされています。

卵巣ガン:欧米諸国に多いガンで、日本では相対定期に低い状態にあるが、近年死亡率が急増しているとされています。