散歩する医師と患者

低血糖症とは、機能性低血糖症のことで、食原性低血糖症、反応性低血糖症、無反応性低血糖症、その他混合があり、糖尿病、インスリノーマ、甲状腺・下垂体・副腎の機能不全で起こる低血糖(症)ではなく、血糖値の調節異常で起こる病気で膵臓の機能失調が主な原因とされ、栄養療法、食事療法などの治療により管理が可能であるとされます。

症状

糖尿病とは反対に、何らかの原因で血糖値が異常低値になる病気でさまざまな神経症や精神症状が出てきます。

まざ、顔面蒼白、発汗、動機、ふるえなどでこの状態が長く続くと昏睡になり放置すると死にいたることもあります。

長時間経って回復しても、脳の機能は戻らず植物状態になることもあります。

原因

インスリンや経口血糖値降下剤で糖尿病の治療を受けている人に多く見られます。

通常より食べる量が少なかったり運動量が多すぎた場合に見られます。

また、ランゲルハンス島のB細胞に腫瘍が出来た場合、血糖値に関係なくインスリンを出し続けるため低血糖が起こります。

インスリン分泌を増やすスルフォニル尿素剤でも、薬を間違えて多く飲んだり、他の薬と間違えて飲んだなどで低血糖を起こします。

腎機能が低下していると薬が体内に蓄積し、低血糖が遷延することがあります。

他の薬と併用して低血糖が誘発されることがあり、一般的な薬で作用が増強されるものに解熱鎮痛剤があります。

またアルコールでも誘発されるので注意しましょう。

緊急対処

意識が有る場合

意識があり経口摂取が可能な時は、砂糖15-20gを飲みます。

糖分を含む缶ジュース・缶コーヒーでも構いません。

10-15分で回復しない時は、再度同量を摂取します。

意識が無い場合

意識障害を来した時には、家族や周囲の協力が必要になり砂糖・ブドウ糖を歯茎と唇の間に擦り込む(誤嚥のおそれがあるので、水に溶かしたものを口の中に流し込むことは避ける)グルカゴン注射(グルカゴンは肝臓のグリコーゲンを分解し、ブドウ糖を放出する作用があります。)病院に搬送する(救急処置がとれない、救急処置でも回復しない時)