入院中の老人

慢性大腸炎と呼ばれる腸疾患の中で、代表的なもので元来は欧米で多く見られた病気のです。

潰瘍性大腸炎は大腸の粘膜にびらんや潰瘍ができる大腸の炎症性疾患です。

潰瘍性大腸炎は、原因がはっきりと分からず、再発しやすいため、難病に指定されています。

症状は、下血を伴うまたは伴わない下痢とよく起こる腹痛です。

病変は直腸から連続的に、そして上行性(口側)に広がる性質があり、最大で直腸から結腸全体に拡がります。

初期症状は、下痢や便秘を繰り返し腹痛を感じ赤褐色の粘血便が出たり下血したりします。

下痢は水のような泥のような便で、1日3回~4回から10回にわたることもあります。

炎症の部位が昇っていく上向性がありますが症状自体に変化はありません。

直腸に発生しやすく直腸炎と呼ばれることもあります。

男性よりも女性に多く20歳~40歳が高発生年齢です。

融通性に欠け、性格的に真面目なタイプがかかりやすく誘因としてはストレスが考えられます。

原因は不明で直り難く難病に指定をされています。

再発しやすいという特徴があり、発病後は、10年、20年、30年と長い期間にわたって、再発を繰り返すことがあります。

さまざまな合併症もみられ、潰瘍性大腸炎の合併症には、腸管に起こる腸管合併症と腸管以外の部分に起こる腸管外合併症があります。

潰瘍性大腸炎は、1973年より厚生労働省の特定疾患治療研究対象疾患(難病)のひとつに指定され潰瘍性大腸炎と診断された場合、保健所で決められた手続きをとると、特定疾患医療給付制度が適応され、医療費の援助を受けることができます。