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ウィルス性肝炎には、A~E型肝炎以外にもG型肝炎、TT型肝炎などが確認されています。

G型ウィルスやTT型ウィルスは、ウィルスに感染しながらも発症しないことが多いため現在では肝炎ウィルスには分類されていません。

G型肝炎

日本でのG型肝炎ウィルスの陽性率は1%、つまり100人に1人の割合とされます。

感染経路は、C型やB型と同じ血液感染で、輸血や血液製剤等の医療行為による感染がほとんどであるとされ、人工透析を受けている人の3~10%、

血友病患者の14~24%が陽性であるとされます。

G型肝炎ウィルスはC型肝炎ウィルスに構造や性質が似ているとされます。

感染後の経過に類似点も多く、感染経路も同じ経路であると考えられています。

急性肝炎を発症した場合の自覚症状は軽いとされ黄疸が出ることは稀とされます。

GOT,GPTなどの検査値の上昇も少なく自覚が無いまま慢性化することも多いとされます。

治療方法は、C型肝炎と同じとされます。

TT型肝炎

日本で発見されたウィルスで、TTVとも呼ばれます。

感染経路は、血液感染と経口感染で輸血の際にチェックをすると陽性率は10人に1人とされています。

A~G型肝炎ウィルスに当てはまらない劇症肝炎の内、半数近くがこの肝炎ウィスルであるとされます。

治療はC型肝炎と同時感染していることが多く、インターフェロン投与が中心とされます。

EBウィルス

幼児期に感染して無症状のまま治癒しているケースが多いとされます。

日本では、95%がこのウィルスの抗体陽性が出るとされます。

成人後の初感染では、発熱、倦怠感、のどの痛み、頭痛、リンパ節の腫れなど風邪の症状によく似た伝染性単核症という病気にかかりやすくなります。

9割が肝炎を伴いますが軽症で6週間以内に治癒するとされます。

サイトメガロウイルス

母親の胎内や乳児期に感染して治癒するケースが7割を占め慢性肝炎の原因になるのは稀であるとされます。

成人後の初感染は多くが性交渉による感染とされ伝染性単核症とよく似た症状が出るとされます。

単純ヘルペスウィルス

口唇ヘルペスの原因となるHSV-1と性器ヘルペスを起こすHSV-2があり両方共に肝炎の原因となるとされます。

日本では、成人の約8割が抗体陽性でしばしば再発するとされます。

風疹ウィルス

風疹は発疹を伴う子供の感染症で多くは軽症で済むとされます。

母親の胎内で感染すると小児肝硬変の原因となるとされ妊娠中の女性には注意が必用です。

成人後に風疹になった場合は、8割に肝障害が出るとされます。

エイズウィルス

エイズとは後天性免疫不全症候群という病名で、このウィルスはリンパ球を破壊しながら増殖するため健康時には平気なカビや細菌、ウィルス等により重篤な感染症を引き起こします。

このウィルス自体が肝障害を引き起こす事は無くエイズ感染者が肝炎を起こしやすいウィルスとしてサイトメガロウイルス、単純ヘルペスウィルス、B型肝炎ウィルス、C型肝炎ウィルス、などがあり肝機能に異常値を示すエイズ患者は9割にも上るとされます。

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