トイレ

うんちの状態は健康のバロメーターと呼ばれるほど、カラダの中の状態を表します。

古代中国では、皇帝の健康状態をチェックする便の検査人がいた程です。

ただ、うんちに異常があった場合に、その違いにいち早く気付くためには、健康な状態と不健康な状態を知っておく必要があります。

うんちの形状や色が健康状態によりどのように変化するかをこのページでは解説したいと思います。

バナナ状の便(うんち)

健康な便の状態は硬さは粘土状で形も大きさもバナナ状でこれが1日2~3本分程度がでれば健康な状態であるとされます。

うんちの出方が力まなくても自然にするっと出るのが理想的で、健康なうんちは肛門周りに付かないのでするっとスムーズに出て行きます。

残便感が無く、すっきり感がありトイレの後のそう快感を感じることができ、善玉菌で腸内が健康に保たれている状態であると想像がつきます。

吐き気がしたり、食欲が無くなったり、お腹が痛かったり、お腹の張りを感じたりなどの体の変化や、健康な便を出している人が形がいつもと違ったり、感触が違ったりしたら、消化管のどこかで、異常がある可能性が考えられます。

臭いも健康状態を示す重要なポイントで健康なうんちの臭いはそんなに強くなく、刺激臭が弱いかほとんど無いものです。

カチカチ便(うんち)

これは便秘がちな人に多い便で、水分がほとんど含まれていないカチカチの便で、強く力んでやっとでる便で、固さで肛門が切れてしまい痔になることもしばしばです。

更に、便意を感じても、いきむ時の苦しみや、お腹が痛くなったり、肛門が傷つくのが怖くてトイレに行くのを後回しにしてしまうことも多いのではないでしょうか?

このように便が長時間腸の中で滞留する事で、便秘が悪化してしまう悪循環に入る可能性があります。

このカチカチ便の原因は、便が腸内に長い間とどまっていることが原因です。

通常、食物は口から入り肛門まで届くのに1~2日かかるのが一般的です。

何らかの原因でスムーズに肛門まで届かず腸内での滞留時間が長くなると、腸が水分を余計に吸収し便の柔らかさが失われてしまい便がカチカチになってしまうのです。

この腸内で便が滞留する原因として、下記の原因が考えられます。

  • 食物繊維の不足
  • 運動不足
  • 腸内環境の悪化
  • 過敏性腸症候群
  • 腸狭窄


食物繊維の不足

食物繊維は水分を多く含む性質があり食物繊維が不足すると便の水分が失われて固くなります。

野菜・きのこ類・海草には食物繊維が多く含まれるので、バランスの良い食事を心掛けることで予防できます。

運動不足

運動不足だと腸の動きも悪くなるので意識的に散歩や体操をすることで腸を元気に動かしましょう。

腸内環境の悪化

腸内に悪玉菌が増えると腸の活力が低下するので、善玉菌やオリゴ糖を摂取して腸の中を元気にすることも大切です。

過敏性腸症候群

ストレスによる過敏性腸症候群でも腸が緊張して痙攣を起こして、便がカチカチ・コロコロの便になる場合があります。

腸の狭窄

何らかの原因で腸管が狭くなってしまっている状態を腸狭窄と言い激しい腹痛を伴います。

しゃばしゃば水様便(うんち)

便が下痢状であることを指し、器質的なものからなんらかの病気であることが考えられます。

下痢状態でも色によって考えられる原因が変わります。

色はいつも通り

この水様便は日常的に良くある、病気ではないことが多く主な原因は、体を冷やしてしまったり、心理的ストレスを受けたり、食べ過ぎやお酒の飲みすぎによって消化不良を起こしていることが考えられます。

軽い食あたり・水あたりだとひどい腹痛や吐き気も無く下痢以外に症状が無いので本人が食あたり・水あたりとは気付かない場合があります。

体がウィルスを早く体外へ排出しようとするために下痢を起こしている場合があり、この場合は安易に下痢止めを服用することは控えましょう。

下痢止めを服用すると、病原体の排出を妨害し腸内でウィルスが増殖し症状が悪化してしまう場合があるからです。

この場合は、十分に水分を摂り早めに下痢と一緒にウィルスを体外に排出することが大切です。

黒っぽい色の水様便

黒っぽい色の、タール状の便は食道・胃・十二指腸などの、肛門から遠い消化器官から出血である可能性があります。

胃炎・胃潰瘍・胃がん・十二指腸潰瘍などが原因として考えられこのようなうんちが出たら、病院で診察を受けましょう。

白っぽい色の水様便

白色のしゃばしゃばの便は、危険な病気にかかっている可能性があり、注意が必要です。

コレラにかかったときの下痢では白色のしゃばしゃば便で米のとぎ汁状と形容される便が出ます。

海外旅行などで感染する可能性があるので心当たりがあったら病院で診察しなければなりません。

また、赤ちゃんや幼い子供の場合、白い下痢が出たらロタウイルスという病原体に感染している場合があるのでなるばく早く病院へ行きましょう。

ひょろひょろ便(うんち)

便の量が少なく、黒ずんだ茶色か黒であることが多いのではないでしょうか?

この便は、ダイエットなどで食べる量が少なない場合か腹筋が弱いために排便されず便が滞留して水分が抜けている可能性があります。

対処法は、食物繊維など食べる用を増やすなど食生活の改善をすることが大切です。