診察中の医師

症候性便秘・器質性便秘は病気が原因で大腸が圧迫され便秘になるケースがあり下記の病気が元になるケースが多いと言われています。

大腸がん・ポリープ

大腸内にできた、ガンやポリープといった腫瘍が大腸の内腔を狭くするために便の通りが悪くなり便秘になります。

うんちが急に細くなったり、ウンチに粘液が混じっているような場合はその疑いがあります。

自覚症状がなくても40代になったら検査をすることをおすすめします。

大腸ガンの原因と症状の解説

炎症性の腸疾患

潰瘍性大腸炎やクローン病などの腸の病気は炎症性腸疾患と言われるような大腸の粘膜に繰り返し炎症を引き起こす病気です。

そこで、二次的に腸管に潰瘍瘢痕を残したり炎症性のポリープ形成したりして腸管内を狭くすることがあります。

腸管内を狭くすると便の通りが悪くなり便秘を引き起こします。

潰瘍性大腸炎の原因と症状

腸の癒着

大腸の壁にできた憩室という袋状の突起に炎症が起きたり手術の後に腸に炎症が起きると、周辺に波及して他の部位へ腸の周辺や臓器をまきこみ癒着を起こしてしまうことがあります。

そうなると、腸にくびれを起こしたり腸管がひっぱられたりしてその部分の腸管の動きが悪くなり便の通りを悪くして便秘を引き起こします。

癒着は、回盲部、上行結腸、横行結腸、下行結腸、S状結腸でよく起こるとされています。

麻痺性腸狭窄と閉鎖性腸狭窄の解説

結腸過長症

体質的に、S状結腸や腸全体が非常に長い人がいます。

このような体質の人も便秘になりやすいとされています。

その他

腸管の病気では無くても、腹腔内の臓器に腫瘍があると大腸を圧迫して便の通りが悪くなります。

女性の場合は、子宮筋腫や卵巣嚢腫などの女性特有の病気から便秘が起こることもあります。

男性の場合は、前立腺の病気や内分泌の病気でも便秘になる可能性があるとされています。