スパゲティを食べる女性

潰瘍をかばっておかゆや梅干しばかりを食べるのではなくむしろ消化の良い高栄養の食事を少量づつ食べるのが胃潰瘍・十二指腸潰瘍の食事とされています。

出血があった場合の食事法

第一は、医師の診断を受けて指示を受けることです。

出血を止めるため最低3日間は絶食するのが普通です。

4日目から3週間目までは流動食に始まり徐々に全がゆに変え、三週間目以降は全粥、5分がゆの食事になります。

消化性潰瘍に適した食品と適さない食品

食べて良い食品

  • 牛乳・乳製品・卵類・・・ほぼ全て食べて良い
  • 魚貝類・・・白身魚、はんぺん
  • 肉類・・・鶏肉、豚や牛肉の赤身、レバー
  • 豆・豆腐類・・・豆腐、ゆば、納豆、味噌
  • 野菜類・・・ほとんどの野菜、果物
  • 穀類・・・ごはん、うんどん、そうめん、パン、麺類
  • 香辛料・・・香辛料は控え塩も控える
  • 嗜好品・・・症状の軽い場合はごく少量

食べてはいけない食品

  • 牛乳・乳製品・卵類・・・かたゆで卵、油で揚げた卵、
  • 魚貝類・・・いか、たこ、貝類、魚肉ソーセージ、佃煮、干物
  • 肉類・・・ハム、ソーセージ、ベーコン、
  • 豆・豆腐類・・・大豆の煮豆、うずら豆、いんげん豆
  • 野菜類・・・ごぼう、たけのこ、ぜんまい、わらび、きのこ類、にら、ねぎ、にんにく、
  • 穀類・・・かたいごはん、すし飯、チャーハン、ラーメン、パスタ、ピザ、そば
  • 香辛料・・・こしょう、からし、わさび、唐辛子、カレー粉など全ての香辛料
  • 嗜好品・・・アルコール、コーヒー、緑茶、炭酸飲料、菓子など

回復期の食事・退院後の食事

痛みがとれると治ったものと勘違いしてたばこやお酒を手にする人が多いのですが自己診断は要注意です。

医者の診断があってはじめて治ったことになるのです。

再発の恐れがあるので、3ヶ月程度は食事に注意が必要です。

1:栄養のバランスを考えた食事をする量は少なくても、消化が良く栄養価の高いものが良いとされています。

2:規則正しく食事をする1日の食事時間をきちんと決め、朝、昼、夕の3回の食事に1回の間食が理想とされています。

朝食を抜くのは良くありません。

都合で食事が取れない場合は、間食をいれるなど空腹にならないようにすることが大切です。

3:よく噛んで腹八分目を心がける、1日の食事量を決めて、それ以上は食べ過ぎないように注意が必要です。

4:潰瘍を刺激しない、極端に熱いもの、冷たいもの、香辛料、味の濃いも、繊維の多いもの

は、潰瘍を刺激するおそれがあるので避けたほうが賢明です。

アルコールやタバコは控えたほうが良いとされています。