腸内環境とは

人間の大腸では、重さで約1kgにも及ぶ腸内細菌が共生しながら環境を作っています。

その中には人体に有益な菌もいれば、有害な菌もいます。

これらの菌は、直接・間接を含めて健康に密接な関係があり人間はこれらの腸内細菌の手助けなしには健康な生活を送れません。

免役と腸内環境の密接な関係

免役と病気などの疾患に、これ等の細菌のバランスが密接に関係していることが細菌の研究で明らかになってきました。

また、アレルギーと腸内環境とに関係があることもわかってきています。

実は、これらの疾患と深く関わりのある免役と腸内環境は切っても切れないほど密接な関係があることがわかってきました。

つまり、この腸内環境を完全することが健康につながることに注目が集まっているのです。

理想的な腸内環境とは、健康に有益な腸内細菌を増やして人体に有害な腸内細菌を抑制することを指し近年ではこの健康的な食事法をプロバイオティクスといいい研究が進んでいます。

また、人間の腸内環境は加齢と共に悪玉菌が優勢な環境になると言われています。

悪玉菌を抑えるには、善玉菌を優位に保つ食事と悪玉菌を増やさない生活が健康と深いかかわりがあることはお解りいただいたかと思います。

乳児の腸内細菌は殆どビフィズス菌ですが離乳食を始めると成人と同じような細菌分布に安定致します。

その後、加齢とともに善玉菌が減り悪玉菌が増えていきます。

だからこそ、乳酸菌食品や食物繊維がたっぷりの食事をとり、飲酒を控え、善玉菌を増やす努力が必要だと言われております。

腸な環境の悪化した状況では善玉菌と悪玉菌のバランスが悪玉菌が優勢な状態であると言われています。

悪玉菌増加の三大要素は、「食生活の乱れ」「運動不足」「ストレス」であると言われています。

おススメ運動法

ストレス解消法

いずれも便秘を招くものばかりですね。

腸内環境を悪くさせるのも食べ方次第、ライフスタイル次第であることが良くご理解されているかと思います。

悪玉菌増加のサインでよく挙げられますのが・くさい便やオナラが出る ・おなかが張る ・肌荒れ・口臭 ・頭痛 ・めまい ・疲れやすい ・倦怠感があるなどです。

食事と生活習慣を見直して健康なおなかを目指しましょう!

腸の機能と4つの能力

食べ物を食べた後、食道を通過して胃等の消化器官をとおり腸までたどり着きます。

腸は、消化器官で吸収し易いように溶かされた食べ物の栄養や水分を吸収する器官です。

身体の器官の内この吸収を担当する腸には大きく分けて小腸と大腸に大別されます。

小腸は、更に十二指腸、空腸、回腸に分類され機能が分かれます。

十二指腸は、総胆管を通った胆液や膵管を通った膵液が出て、消化の働きをします。

空腸は、アルカリ性の体液(消化液)で消化の最終確認をする消化液である腸液が分泌されます。

回は、柔突起で養分を吸収し食物とともに飲み込まれた空気などの気体もここで吸収します。

大腸は、栄養分が吸収された後の食物が運ばれ水分を吸収します。

ぜん運動によって、小腸から運ばれる内容物をある一定の時間とどめておくことができ、水分を効率よく吸収できる仕組みになっています。

大腸に内容物がとどまる時間が長すぎると、水分の吸収が過剰になされ便秘を引き起こすと考えられています。

腸の腸能力その1 腸は化学物質を見分ける

(腸は化学物質を見分けることができる。)

腸の中には、取り込まれた食物が次々に運ばれてきます。

腸はその化学物質を認識し膵臓、肝臓、胆嚢に指令をして適切な反応を引き起こします。

例えばたんぱく質や脂肪に富む食べ物が来れば膵臓に命令してそれらを分解する酵素を腸の中に送りこみます。

酒やスープが来ればアルコールやアミノ酸を感知して胃に命令を出して胃酸を分泌させます。

また、卵黄が来れば胆嚢に命令して胆汁を腸の中に送りこみます。

一方、食物と一緒に有害な毒素が侵入すると腸はこれに気づいて腸壁に命じて多量の腸液を出して毒物を体外へ排除します。

これが、下痢という症状です。

生体の防衛反応として極めて重要な役割です。

腸の能力その2 腸のぜん動運動

(腸の運動の不思議)

腸の運動は、腸の壁をつくる平滑筋が縮んだり緩んだり動く事で、ぜん動運動と呼ばれたりします。

食物が腸の内面を刺激すると必ず近い側の腸壁が収縮します。

これは、腸の壁が圧力や張力を感じるセンサーがあり、その指令の元腸壁に備わった神経系により筋肉に伝えている事が推測されています。

腸の能力その3 腸は考える

(腸は独りで働く)

腸は、脳が指示をしなくても腸は間違いの無い動きを続けてくれる事が知られています。

それは、脳が他の事を考えていても麻酔をかけられていても、眠っていてもです。

この事は腸の能力は中枢神経とは別に腸自身が自身に備えている能力と言えます。

この事は腸の自動能と呼ばれています。腸は考えると言えるかもしれません。

腸の能力その4 腸のホメオタシス(恒常性)

腸は、胃酸を含む酸が食べ物と一緒に流し込まれた時、膵臓よりそれを中和する為にアルカリ性の重曹水が流し込まれるようになっています。

これは腸の働きである消化酵素の働きがアルカリ性の環境で機能するようにできているからです。

酸性とアルカリ性のバランスを保つための復元力を持っているのです。

この性質はホメオタシス(恒常性)と呼ばれています。

腸の超能力 1から4までのお話をまとめますと。

とかく人の体の能力でも軽く見られがちな胃や腸ですが素晴らしい能力があることがわかりました。

これらは食物の成分をすばやく認識したり、体内の毒素を排出したり、腸が考えて指令を出しているかのごとく働いているのがわかりましたね。

普段の生活で起こるおなかの出来ごとが実は奥深いメカニズムのなせる技であったと思われている事でしょう。

腸の老化

腸の老化は、肌の老化のように明らかなサインがあるわけではありません。

腸の老化でこわいのはメラノーシスという腸の変化です。

これは、アントラキノン系の下剤で起こり若い女性でも腸の壁が黒くなってしまうそうです。

アロエの連用でもなると言われています。

アロエ、センナ、大黄などのアントラキノン系の下剤このタイプの下剤が体内に入ると腸にメラニンのような色素沈着を起こします。

副作用で大腸の働きまで悪化してしまっていることを考えれば腸の老化と言えます。

ただでさえ、弱くなっている大腸の働きをますます弱めてしまう可能性がございます。

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