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ビタミンDのプロフィール

  • 推定必要量・・・無し
  • 推奨量  ・・・無し
  • 目安量  ・・・男女ともに5μg
  • 上限量  ・・・男女ともに50μg

作用

  1. カルシウムの吸収を促進し、血中のカルシウムを骨に運びます。
  2. カルシウムを骨へ定着化させます。
  3. 骨のカルシウムを筋肉へと運びます。

欠乏時の症状

  • 乳幼児はくる病、大人は骨軟化症を引き起こします。
  • 骨粗鬆症になります。

薬理効果

  1. 骨粗鬆症の改善。
  2. がん化しかけた異常細胞を正常化させる。

過剰摂取

大量のビタミンDを長期間に渡り摂取し続けると、血液中のカルシウム濃度が上昇し血管壁や内臓にカルシウムが沈着します。

その結果として、食欲不振や吐き気、下痢や脱水症状などの過剰症があらわれます。

ビタミンDが腎臓に沈着すると尿毒症になり、死亡する場合もあります。

太陽を浴びると体内で合成される

人間の皮膚には、7-デヒドロコレステロールという物質が存在して紫外線があたることでビタミンDへと変化します。

日光に当たらない環境にある人は、体内でビタミンDが合成されず欠乏します。

最低でも1日1日に10分間は日光にあたることが大切であるとされます。

日のあたりすぎは逆にビタミンD生成力が落ちるので逆効果となります。

経口摂取で得られたビタミンDは、肝臓と腎臓を経て活性型ビタミンDへと変化します。

加齢により肝臓や腎臓が弱っている人は、ビタミンDが活性化しなくなるので意識して摂取することも大切です。

ビタミンDの効果

骨の材料であるカルシウムやリンを骨に取り込み、丈夫な骨や歯を作ります。

また、カルシウムの吸収、運搬、骨への定着まで骨作りの過程で必要です。

ビタミンDは、カルシウムは密接な関係にあります。

腸でカルシウムの吸収を助けるだけではなく、骨まで運び骨に定着させる働きをします。

ビタミンDが不足すると骨が弱くなり、子供の場合は足などの骨の関節が変形するくる病になります。

骨粗しょう症の場合もカルシウム不足だけではなくビタミンDの欠乏が疑われています。

また、ビタミンDは丈夫な骨を作ること以外にも血液のカルシウム濃度の調節をしています。

体内のカルシウムの99%は骨に存在しますが、少量は血液中に存在し精神の安定などに使われています。

カルシウムの摂取不足で血液中のカルシウム濃度が低くなると腎臓で作られた尿からカルシウムを再吸収したり骨中のカルシウムを血液に移動させたりコントロールし血中のカルシウム濃度を一定に保っています。

ビタミンDは、紫外線を浴びることで体内でも合成されます。

ビタミンDが不足すると骨がもろくなったり健康に影響を与えます。

ビタミンDが欠乏した時に起こる症状

1:虫歯

カルシウムは歯の構成要素です。

ビタミンDが不足すると表面のエナメル質が弱くなり虫歯になります。

2:精神的に不安定

血液中のカルシウム濃度が低くなると、精神的に不安定になります。

ビタミンDは血液中に不足したカルシウムを骨から移動させて補給する働きがあります。

ビタミンDの1日の目安量5μgを摂取するのに必要な食べ物の量

かつお:56g さけ:16g めざし:45g しらす干:8g

干しいたけ:30g ぶなしめじ:227g きくらげ(乾燥)1g まいたけ:147g