運動する老人

セレンのプロフィール

  • 推定必要量 男性:25μg 女性:20μg
  • 推奨量   男性:30μg 女性:25μg
  • 目安量   無し
  • 上限量   男性:450μg 女性:350μg

作用

  • 抗酸化作用
  • 免役機能の向上

欠乏時の症状

  • シミ、脱毛などの老化現象が現れる
  • ガンの発生リスクが高まる
  • 心筋障害などの障害が出る

過剰時の症状

  • 脱毛や爪が薄くなる。
  • 疲労感や焦燥感がある。
  • 吐き気、嘔吐、下痢、腹痛などの消化器系の障害が出る。
  • 末梢神経障害

注意

穀類、芋類、豆類、野菜類などの土壌由来の食品には含有量が少なく肉類、魚貝類、藻類などに多く含まれます。

セレンの効果

セレンには活性酸素による酸化を抑える作用に関係があります。

抗酸化酵素の一つであるグルタチオンペルオキシダーゼの主成分はセレンです。

人体にはスーパーオキシドジスムスターゼやカタラーゼという抗酸化酵素が存在し発生した活性酸素を分解し無毒化しています。

しかし、これらの抗酸化酵素が全ての活性酸素を分解するわけではありません。

残った活性酸素は血液や細胞膜の脂質を酸化して過酸化脂質に変質させます。

そして、過酸化脂質は他の細胞を次々に酸化していきます。

この過酸化脂質を無害化させるのがグルタチオンという物質です。

グルタチオンと過酸化脂質を結合させるのがグルタチオンペルオキシダーゼという抗酸化物質です。

グルタチオンペルオキシダーゼは、ヒドロキシラジカルをも分解します。

ヒドロキシラジカルは過酸化水素が体内の鉄、銅、と反応して発生する最も毒性の高い活性酸素です。

抗酸化酵素の主要成分であるセレンは有毒な活性酸素を分解するのに必要不可欠なミネラルです。

セレンが欠乏した時に起こる症状

  • 感染症・・・セレンが不足すると免疫力が低下して病原体が侵入しやすくなります。
  • 不妊・・・セレンが不足すると精子が弱くなります。
  • 喘息・・・喘息の原因であるロイコトリエンを分解するセレンが不足するとかかりやすくなります。
  • シミ・シワ・・・セレンが不足すると抗酸化力が落ちて老化が進みます。
  • 疲労感・・・セレンが不足するとビタミン類の働きにも影響が出て疲れやすくなります。

セレンの1日の推定必要量25μgを摂取するのに必要な食物量

あじ:33g かつお:19g そば:139g マカロニ119g