足の裏

白癬菌は、家庭内感染で最も多い菌でカビの一種です。

白癬菌の定着位置により病名が変わり、足のい場合は水虫、手の場合は手水虫、爪の場合は爪水虫、股間の場合はいんきんたむし、体の場合はたむしと呼ばれます。

白癬菌が感染する部位は、皮膚の角質層です。

感染媒体は、水虫患者の患部の垢が原因で、床、バスマット、スリッパを経由して他の家族に感染します。

この白癬菌は感染力が弱いため、付着後24時間未満であると角質層に定着することが出来ず、付着しても洗い流せば定着することができません。

また、乾燥や低温に弱いため冬場は活動が停滞します。

感染力は弱いのですが、人間の垢の中だと1年以上生存することが出来るとされる一方、湿度が高く高温だと増殖するため靴下の中は白癬菌の増殖に適した環境であると言えます。

白癬菌(みずむし)に関する詳しい解説はコチラ

白癬菌が蔓延することを防止するには、床をこまめに掃除し、足ふきマットやスリッパも頻繁に洗う必要があります。

ペットから感染する可能性

ペットを介して白癬菌が感染して、頭部白癬、体部白癬になるケースが増えているようです。

白癬菌の中には犬や猫など動物の毛に寄生する種類がいてミクロスポルム・キャニス犬小胞子菌と呼ばれています。

この菌に感染したペットを抱くことにより人間に感染します。

この感染はペットを良く抱く習慣のある子供や女性に多くペットに触れやすい顔、首、腕に小型で環状の体部白癬ができます。

またこの白癬菌は頭の毛にも感染することが多く頭部白癬を起こすことで知られています。

この白癬菌は日本の在来種ではなく輸入ペットにより日本に持ち込まれた経緯があるようです

ペットから感染した場合は、感染源のペットの白癬を治さないと何度でも感染する可能性が有ります。

足の裏に汗をかきやすい人は注意

原因菌である白癬菌が多湿な環境で増殖するので、足の裏に汗をかきやすい人は水虫が出来やすいとされます。

白癬菌が皮膚について定着するには、足の形、菌の数、付着時間、角質層の傷の有無、気温や湿度などの条件が関係します。

現代の日本人は日中は靴下を履いて過ごすことが多いので汗をかきやすい人は感染する可能性が高くなります。