我慢する男性

おならの我慢は当然腸内に大量にガスを溜め込むため肝臓や腎臓などの各器官に負担をかけます。

我慢するとどんな弊害があるのか?

ガスが溜まりお腹が張った状態は、病の前段階であるとも言われ、この症状により誘発される症状の一つに肝機能障害があります。

肝臓の機能には、糖代謝、タンパク質代謝、脂肪代謝、胆汁生成、異物の排泄有毒物の無毒化、血液凝固成分の生成などがあります。

これらの機能の働きが悪くなることを肝機能障害と呼びます。

腸にガスが溜まっている状態のことを腸性鼓腸と呼びますが、この腸性鼓腸による肝機能障害は有害な硫化水素などのガスが血液に押し戻されることにより、処理しきれない有害成分が肝臓に負担をかけ肝臓が働きすぎて機能を低下を招くことが心配されます。

肝臓に問題が起こると糖尿病や高脂血症が起こりやすくなり動脈硬化や脳卒中や心疾患など重大な病気へつながる可能性もあります。

また、肛門から出ないガスは腸内に停滞し、その他の内臓に対して様々な悪影響を及ぼすことが解ってきています。

まず腸内のガスは、その圧力で腹痛を引き起こすことも考えられます。

特に横行結腸にたまったガスは、胆嚢や膵臓をも圧迫するため、時に激痛を引き起こすと言われております。

腸壁を通して血液に逆流する場合も考えられ、また、本来の腸の機能である消化吸収や便の排出を阻害してしまう可能性もございます。

おならを我慢して、便秘になり、その結果有害物質のガスを溜めてしまい腸内環境の悪化をさせてしまうことも心配です。

このように腸の中の悪循環を防ぐためにも我慢する事は体に良くありません。

この悪循環の中で一番怖いのは発がんの可能性が挙げられます。

ウエルシュ菌などの悪玉菌が増殖すると、大腸で強い臭いのガスが発生しやすくなるだけでなく、ニトロソアミンやフェノールといった発がん性物質や、そのはたらきをさらに強めるインドキシン、スカトールといったガスを作り出してしまいます。

それらのガスが大腸を刺激し続けることで、大腸がん発症の確率が非常に高くなると言われております。

また、我慢することは、精神的にも良くありません。

人前で放屁してしまうのではないかという恐れを常に抱いてしまうおなら恐怖症が最近増えてきております。

オナラの量や臭いにかかわらず、恐れが先立ってストレスとなり、おならを我慢して悪循環に陥ってしまうことが更に悪い結果を生んでしまいます。

出るものは、出さないと体にわるいのでガスの質を改善して良いおならにすることが大切なのです。

おなら解消