尿道炎の男女

排尿時に痛みを感じるのが排尿痛で、一般生活の中で良く聞く症状の一つです。

腎臓、膀胱、尿道等の尿路に細菌が感染し炎症を起こすのが痛みの原因です。

尿の出始めに痛むのか、終わりに痛むのか、方尿中常に痛むのかにより、疑われる疾患が異なり、男女の性差、年齢、他の疾患の有無などによっても大きく異なります。

また、尿道のかゆみ・違和感・なんだかむずむずむずするなど感じる場合は、ほとんどが淋病やクラミジアをはじめとする性感染症であることが殆どです。

膀胱炎

排尿痛の中で最も発生頻度が高いのが膀胱炎で、女性の5人に1人が膀胱炎にかかるとされています。

主に大腸菌などの腸内細菌が侵入し膀胱内で炎症を起こすのが膀胱炎です。

膀胱炎の主な症状は、頻尿、排尿痛、混濁尿(尿が白く濁る)などです。

排尿の終了時に尿道に強い痛みを感じ、昼夜を問わない尿意を感じ方尿後も残尿感がある場合も有ります。

女性に多く、再発しや慢性化すると尿が溜まるだけで痛みを感じたり、排尿の間中痛みを感じるようになります。

また、性行為による感染が原因になることもあります。

前立腺炎

20~30代の男性に多い疾患で、膀胱炎に似た症状が出ます。

前立腺炎の原因は尿道から侵入した雑菌が前立腺に感染して炎症を起こします。

主な症状は、排尿時の痛みで尿の出始めに痛みを感じ、頻尿や残尿感などの症状もあります。

この病気を放置すると前立腺肥大症に進行する場合があります。

尿道結石

尿管、膀胱、尿道などの尿道に結石ができる病気です。

尿道結石の原因は、シュウ酸や尿酸等が尿管にたまり結石をつくることが原因です。

主な症状は、排尿痛、排尿困難、血尿で結石が尿管を傷つけ、尿が出終わるころに痛みを感じます。

その他の症状として、残尿感や頻尿があります。

盂腎腎炎

腎盂や腎臓に細菌が感染して起こる病気です。

盂腎腎炎の症状は、悪寒を伴う38℃以上の高熱、腰痛、尿の濁り、頻尿、残尿感や尿に血液が混じることもあります。

主な原因は下半身の冷えで、尿通過障害のある高齢者や女性に多い病気です。

尿道狭窄症

尿道粘膜に傷がつき、修復される過程で尿道粘膜や尿道粘膜を取り囲む尿道海綿体に線維化などの異常が起こり、尿道が狭くなる病気です。

主な症状は排尿痛で排尿の間、ずっと痛みを感じ、尿が細くなります。

淋病による炎症が原因になる場合も有ります。

尿道炎

尿道炎の原因は性行為によって淋菌やクラミジア菌が感染し尿道に炎症を起こします。

淋菌の感染では尿の出始めに焼け付くような強い痛みとともに、黄色い膿が混じります。

クラミジア菌の感染では尿の出始めの軽い痛みやしみる感じとともに、淡黄色や白色の膿が少量排泄され尿がにごります。

尿道炎を放置放置し進行すると排尿困難に陥る尿道狭窄になる可能性があります。

クラミジアや淋菌の検査についての詳細

淋菌感染症

淋菌が性行為により感染し、感染した個所で炎症を起こします。

女性の症状は、自覚症状があまり無く、ある場合は感染後に数日間の潜伏期間を経て外陰部のかゆみやおりものの増加が起こります。

男性の症状は、尿道が感染することで尿の出始めに感じる排尿痛と尿に膿が混じります。

淋菌感染症についての詳しい解説

クラミジア感染症

クラミジアが性行為により感染する若い女性に多い性感染症です。

女性の症状が自覚症状が軽く、ある場合もおりものが多少増える、軽い下腹部痛などで感染に気づかないことがほとんどです。

男性の症状は、尿の出始めの軽い排尿痛を感じたり、尿道から分泌物がでることもあります。

クラミジア感染症についての詳しい解説